「ティート トウキョウ」2019-20年秋冬コレクション
Image by: FASHIONSNAP.COM

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「ティート トウキョウ」19年秋冬は"夜の音"から生まれるストーリー、ブランド初のメンズも

「ティート トウキョウ」2019-20年秋冬コレクション
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 「ティート トウキョウ(tiit tokyo)」2019-20年秋冬コレクションの会場を演出したのは、“夜の虹”をイメージしたというレース製のレインボーランウェイ。シーズンのテーマは「VOICE」で、夜に目を閉じた時に聞こえてくる物音や声からのインスピレーションを広げたという。

 岩田翔と滝澤裕史が手掛けるティート トウキョウは、世界観やストーリーを一つの映画のように作り上げ、思い描いた雰囲気がショー会場で流れることを一つのゴールに据えてからデザインを始めるという、ユニークなプロセスでコレクションを制作している。今シーズンは、想像を掻き立てられる夜の音から、夜にかかった虹の上を歩む物語を紡ぎ出した。

 キーモチーフは、夢の中の色彩のようなサイケデリックな雰囲気のフラワープリントや、水彩のにじみを表現したスエード、多色使いのニットなど。夜といっても怖さではなく穏やかなイメージで、パジャマのようなリラックスウェアをはじめ、ゆとりのあるシルエットが多い。異なる毛足のリアルファーを組み合わせ、身体を包み込むようなアウターも目を引いた。

 コレクション制作のプロセスにおいて、前シーズンに続き70〜80年代のムードも取り入れたという。ロードムービーやスクールムービーといったアメリカ映画に見られるカラッとした雰囲気と、情報が少ない時代の際立った個性。それらは今回のモデル選びにも反映されている。女優としても活躍する小松菜奈を含むモデルは、身長が様々で、ヘアメイクも統一せず、モデルの個性を生かしたスタイルに仕上げられていた。

 また今回、ブランド初となるメンズコレクションも登場。トラックパンツやカットソーなど、スポーティーなテイストのアイテムが揃った。ウィメンズだけでなくメンズのキャラクターもランウェイに登場させることで、コレクションに思い描く物語をリアリティのある形で表現したようだ。フィナーレでは、電気グルーヴ「虹」のリミックス曲がショーのエンディングを演出した。

■tiit tokyo:2019-20年秋冬コレクション全ルック
■ファッションウィークの最新情報:特設サイト

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