河村勇輝 with TISSOT 積み重ねた時間だけが本物の自分をつくる

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 1853年、時計の本場スイスで創業したウォッチブランド「ティソ(TISSOT)」は、挑戦する人の時に寄り添う。ジャパンアンバサダーの河村勇輝選手は、NBAで世界のトッププレイヤーたちと日々研鑽を重ねている。河村選手が精密な作りと上質な仕上げの腕時計「TISSOT ジェントルマン 38mm」の3つのスタイルを通じて、“本物”の自分を築き上げるための時間を刻む。

王道のシルバーはアクティブなデイリースタイルに最適

 創業170年以上の歴史を持つティソとNBAは、「鍛錬と本物」という哲学で深く繋がっている。2015年からオフィシャルタイムキーパーを務め、試合での計時、勝敗を分ける重要なショットクロック(24秒計)の開発などで白熱したプレーを支えてきた。

 河村選手は日本人4人めのNBAプレーヤーとして、2024年の渡米以来、活躍を続けている。決して大きくない体格でありながら、俊敏さと正確なボール捌きで、存在感を放ってきた。鍛え上げられた無駄のないボディは、精巧なティソのウォッチの佇まいとリンクする。

 ひとつめのスタイルでは、そんなプロバスケットボールプレイヤーとしての河村選手ならではの、シルバーウォッチのアクティブスタイル。シンプルで万能な白Tシャツにも、手元に艶やかなウォッチを合わせれば、より一層シャープな印象を引き立ててくれる。

 激しいプレーの中でも戦局を見極める広い視野を持つ河村選手。初めてNBAでプレーした瞬間は「別格だった」と振り返る。「ベンチで待機していると、コーチから『勇輝行けるか』と言われました。答えはもちろんイエスでした。興奮、緊張、『NBA選手になったんだ』という高揚感が入り混じって大変でした(笑)。もちろんコートに立って気持ちを切り替えましたが、自分のバスケキャリアの中でも特別な時間でしたね」。

 果敢なプレーで本国アメリカでも人気を集め、今や「We want YUKI」チャントが起こるほどの選手に。しかし、どれほど称賛を浴びようと、本人は試合前の張り詰めた緊張感を忘れることはない。「試合に対する思いが強い分、いつも緊張感を持って集中力を高めています。ただ、どれだけ準備して自信があっても結果が出ないこともある。ただ結果に一喜一憂するのではなく、プロセスを見直して、続けるべき部分と調整すべき点を考えるようにしています」。

 河村選手のルーティーンについても教えてもらった。「強いて言うなら、『試合前日、当日に特別なことをしない』のがルーティーンです。3食しっかり摂ってよく寝る。その継続が大事だと思うので、変わったことをするよりも、日々の積み重ねを崩さない方が大切かもしれません」。

シックなブルーはリラクシーな装いのアクセントに

 リラックスしたい日のスタイルには、マスキュリンな魅力と抜け感を兼ね備えたブルーのウォッチがアクセントになる。絶妙なダークトーンのダイヤルは繊細なヘアライン加工が艶めき、上質な大人のムードを完成させる。

 常にアクティブなのかと思いきや、オフシーズンは“心地良さ”を大切にするのが河村選手のスタイルだ。「休日はゆっくり過ごします。だらだらするというよりは、朝起きたら太陽の光を浴びて、20分くらい散歩する。そうすると、身体がリラックスしていると感じるんです」。

 時折見せる、25歳らしい自然体な一面も多くのファンを魅了する河村選手の魅力。「プレーのための体作りは欠かせないので、普段は細かくメニューを管理しています。実は食べることが大好きで、ハードな練習や試合が終わったあとに『ご飯が食べられる』というのがモチベーションでもあるんです」。そんな彼のオフの楽しみのひとつが料理だという。「オフの日は練習や試合がある日は作れないような、少し手間をかけた料理に挑戦するのが好きです。ただ、朝が苦手なので、朝ご飯は鮭のホイル焼きが固定のメニュー。ブロッコリーやほうれん草のごま和えをタッパーで保存しておくとか、アメリカであまり食べられない和食をストックするのも心が落ち着くんです。作るだけではなくて、大食い動画を見て食への欲を満たすときもあります(笑)」。

 NBAのコートに立てば、2万人のファンの視線を一身に受ける。だからこそ、オフの日は徹底的に「休む」。常にビルドアップするだけではく、休息もまたパフォーマンスに繋がる。限りある時間の過ごし方に高い視座で取り組む河村選手だからこそ、そうしたルーティーンを大切にしている。

クラシカルなブラックは上質な佇まいを引き立てる

 練習や試合のユニフォーム、オフのリラックスした服装が多いとはいえ、気持ちを引き締めるためにもクラシカルなスタイルは欠かせないという河村選手。ブラックカラーのウォッチは、シンプルでありながらジェントルマンなムードを演出し、ぐっと上質な装いを引き立ててくれる。

 「特別な日ではなくても、ジャケットを羽織ると一気に背筋が伸びます。しゃきっとしないといけないなと思った時に、あえて着るようにしています」と河村選手。ティソのウォッチは、そんな選手のマインドにも寄り添うものだという。「シンプルで無駄のないデザインが好きなんですが、その中に精巧な職人技や、素晴らしい技術が落とし込まれていて、自分にとって理想のモデル。表面的には見えなくても、これまで積み上げてきたものが個人の技術となってプレーにつながるのと、なんとなく似ているなと思います」。

 逞しいプレーとギャップのある愛嬌だけでなく、コート外のこうした冷静な分析力も河村選手が支持される理由だ。試合時間は約2時間。そのわずかな時間で結果を出すために、日々の細やかな練習は欠かせない。「『練習のための練習』にならないように、常に試合をイメージするようにしています。時間や量だけをこなして満足するのではなく、必ず試合に生きる本質的な練習をしなければいけないなと。僕は今25歳で、これまでやってきたことはもう変えられない。だからこそ、今から成長するために何をするべきか、有限な時間を意識的に使わないといけないと思うんです」。

 時が経ち、経験を積むことで変わること、変わらないものがある。アメリカというバスケットボールの本場では、練習の強度も異なる。「アメリカでは、チームメイトは戦友でありライバルだという意識が強く、とても刺激的。仲間の活躍を喜びながら、自分ももっと磨かなければと切磋琢磨できる環境を嬉しく思っています」。

 変化を恐れず、時を刻み続けてきたティソと河村選手の挑戦はこの先も続く。「プロセスを大切にし、未来を見据える」——時計職人とアスリートの矜持は、静かに交わりながら、力強く共鳴する。

【TISSOT ジェントルマン 38mm】

ティソを代表する、オンオフ問わず活躍する実用的な機械式腕時計コレクション「TISSOT ジェントルマン」から新たに38mmサイズが登場。最長80時間パワーリザーブの自動巻きムーブメント「パワーマティック 80」を搭載し、革新的なニヴァクロン製のひげゼンマイにより、高い精度と優れた耐磁性を実現している。ブレスレットやケースはステンレススチールを採用し、ポリッシュとヘアライン仕上げの組み合わせにより上質でタイムレスな印象に。ダイアルにはサンレイ仕上げを施し、光を受けるたびに繊細な光を放つ。シルバー、ブラック、ネイビー、グリーンの4色をラインナップ。ティソのクイックストラップ交換システムに対応し、レザーをはじめラバーストラップなど豊富なバリエーションから工具を使わずに簡単にストラップを付け替えることが可能となっている。新たに登場した38mmサイズは、日本人男性の手元に自然になじむサイズ感で、ビジネスシーンにも日常使いにも、特別なイベントにも、人生の刻を共に刻む頼れるパートナーだ。

【Behind the scene】
FASHIONSNAPが撮り下ろした
河村選手の撮影現場の裏側を特別にお届け!

最終更新日:

河村勇輝 | Yuki Kawamura
2001年、山口県生まれ。高校在学中に特別指定選手として「B.LEAGUE」デビューを果たす。横浜ビー・コルセアーズ所属時の2022-23シーズンに、B.LEAGUE初のMVPと新人王をダブル受賞。2024年のパリオリンピックでは男子日本代表として出場した。同年秋に渡米し、日本人4人めのNBA選手に。国内外で多くのファンを獲得している。

photography: Daisuke Ito (SIGNO), styling: Tomoya Yagi, hair & makeup: JHUN | text & edit: Manami Hirahara, direction: Hideya Yokoi, project management: Takako Toboku, Erika Kawahara(FASHIONSNAP)