【2020年8月19日続報】「ユニクロ ユー」の2020年秋冬コレクション第1弾の発売日が9月18日に決定。
【2020年8月17日続報】「スマートパンツ」のテレビCMを8月17日から放映。モデルには女優の深田恭子を起用した。
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「ユニクロ(UNIQLO)」が2020年秋冬コレクションの展示会を開催しました。今季のテーマは「サステナブル・シティーズ/都市での豊かな暮らし」。ブランドが行ってきたリサイクルプロジェクトから生まれた商品をラインナップし、優れた機能性を持つアイテムによって都市での豊かな暮らしを提案します。新作から定番アイテムのアップデートまで、編集部が気になった6つのトピックを紹介。

軽量で快適なダウンは立体的なパターンでより動きやすく

ユニクロの冬の定番商品のひとつとなっているダウンでは、メンズの2型に肩や腕を動かしやすい立体的なパターンを採用してアップデート。新しくなるのは、パーツごとにダウンと中綿を組み合わせた「ハイブリッドダウン」と、ボリュームを抑えた防風機能付きの定番アウター「シームレスダウン」の2型です。シームレスダウンは一般的なセットインスリーブではなくラグランスリーブに似た特殊なパターンで、「3D cut」という表示のとおり肩から腕にかけて立体的に仕立てられています。
フリース製品に防風機能を追加、ウィメンズではラビットファー風のアイテムも

フリース製品は1994年に発売されて以来、ユニクロの定番アイテムとして支持されてきました。昨年は表面をファーのように柔らかくしたファーリーフリースや「エンジニアド ガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)」とのコラボがヒットしました。今年は0.008mmの薄い防風フィルムを表地と裏地の間に挟み、軽量さを保ったまま防風機能を追加した新作がメンズとウィメンズから登場。ウィメンズではラビットファーのような滑らかな手触りのフリースも販売します。

ウィメンズのパンツ、イージーケア仕様が登場

ウィメンズのクロップドパンツとアンクルパンツといったボトムスが「スマート パンツ」として生まれ変わります。これまでの製品よりもシワになりにくく、縦と横の2wayストレッチが効いた動きやすい仕様に刷新。センタープレスが入ったタイプはプレス部分を圧着し、洗濯や畳んで保管しても形が崩れにくくなっています。
リサイクル製品が続々、古着が生まれ変わったダウンも

ユニクロでは東レと協力し、ペットボトルからリサイクルしたポリエステル繊維を使った「ドライ EX」の製品を春夏シーズンから販売しています。今シーズンは回収ペットボトルを活用したフリースジャケットを新たに発売。このほかナイロン製品の生産時に出る端材で作ったバックパックやボディバッグなど5型のバッグをラインナップします。また、ダウンの古着から生まれたダウンジャケットも登場。なおユニクロでは、昨年9月から今年3月までに62万着のダウンを回収しており、今後もダウンリサイクルによる製品を拡充する予定です。
「ユニクロ ユー」メンズはアウター、ウィメンズはワンピースが充実
今季の「ユニクロ ユー(Uniqlo U)」のメンズはベージュやブラウンのニュートラルカラーを採用。コーデュロイのパデットブルゾンや防風機能を備えたハーフコート、ウールブレンドのフリースを使ったジップジャケットといったアウターが充実しています。人気のトレンチコートはややオーバーサイズのボックスシルエットになりました。
ウィメンズではワンピースを豊富に揃え、羽織としても使えるデニム素材(2型)や、肩にギャザーを寄せた上品なボウタイタイプ、胸元にリボンが付いたVネックのデザイン、Aラインのニットタイプなどを用意します。
JW アンダーソンコラボはジェンダーレスコーデを提案、キッズも継続

6シーズン目を迎える「UNIQLO and JW ANDERSON」の新作はジェンダーレスなスタイリングを提案。男女どちらのマネキンも、ニットとボックスシルエットのコート、そしてスラックスを組み合わせていました。今年の春夏シーズンにデビューしたキッズラインも継続。「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」らしいマルチカラーのボーダーやチェック柄がアクセントです。