White Mountaineering 2021年春夏コレクションムービーより
White Mountaineering 2021年春夏コレクションムービーより

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ホワイトマウンテニアリングの黒――10年ぶりのハイスペックライン「BLK」を初のデジタルショーで発表

White Mountaineering 2021年春夏コレクションムービーより
White Mountaineering 2021年春夏コレクションムービーより

 相澤陽介が手掛ける「ホワイトマウンテニアリング(White Mountaineering)」が、2021年春夏コレクションで「BLK」ラインを10年ぶりに再開する。BLKを含めた新作コレクションは、ブランド立ち上げ以来初めてデジタルショー形式で発表。ライゾマティクス(Rhizomatiks)真鍋大度による演出で、独自のパターンメイキングをヴィジュアル化するなどテクノロジーを融合したコレクションムービーとなった。

 「BLK」は2009年春夏コレクションでスタートした黒一色のハイスペックラインで、2011年秋冬コレクションからBLKの要素をメインコレクションに統合するために休止していた。新技術とファッションの融合が求められる時代を迎えたという解釈から、先端技術を用いながら日常にフィットする新しいアプローチで再構築。再開にあたり、黒を重ねる知識という意味の「BLACK LAYER KNOWLEDGE」を、「BLK」の新たなコンセプトとして打ち出している。

 コレクションムービーも黒一色の背景からスタート。現れた大小2枚の布、それぞれに複雑なパターン線が走り、パーツが切り取られていく。宙に浮いたパーツ同士が徐々に繋がり、立体的なジャケットに変容。オープニングの1分間で、BLK独自のパターンメイキングにフォーカスが当てられた。

コレクションムービーより。

 続いてモデルのウォーキングが様々な角度から映され、それぞれのパターンの一部が映像技術によって光る仕掛け。前半はBLKで、素材にはGORE-TEX、仕立てにはステッチレス縫製や細幅シームテープ、TPS縫製などを用いて、バックカントリーウェアに用いられるような身体の動きを重視したカッティングを取り入れた。カットソーやシャツ、パンツ、アウターと、全てブラックのレイヤードスタイルを提案する。

 後半に登場したのは、メインラインであるホワイトマウンテニアリングの新作。これまでよりもリラックスシルエットで、魅せるデザインよりも日常を意識したという。比較的カジュアルだが、ブランドならではのアウトドアやスポーツウェアの要素を織り交ぜ、細部のディテールで差別化している。

 コレクションムービーは、奥行きのある音も特徴。ヘッドフォンで視聴すると、目と耳でコレクションの立体感を体感できるようになっている。

ファッションウィーク情報:特設サイト

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