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「ワイズ」が都内で2本立てのショーを開催、アルカンターラとのカプセルコレクションも披露

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 ヨウジヤマモト社が展開する「ワイズ(Y's)」が、5月25日都内でランウェイショーを開催した。ワイズ単独で前座を意味する「ZENTHE」ショーと、伊アルカンターラ社との協業で開催するショーの2本立て。ブランドにとって東京でのランウェイは5年ぶりとなる。

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 1本目のショーは、昨年春に表参道ヒルズ内にオープンした旗艦店「Y's 表参道」B1階の店舗スペースで、少人数に限定された観客に向けて開催された。発表されたのは、2018年にスタートしたメンズ・ジェンダーレスラインの「ワイズ バングオン!(Y's BANG ON!)」の新作。メンズ向けのパターンがベースだが男女で着用できるオーバーサイズのコートがメインの全15体で、5型のコートを様々な素材やディテールのバリエーションで仕立てている。ヨウジヤマモト社のアトリエで部門を超えたデザインチームによって制作され、少量生産のエクスクルーシブなコレクションとして披露された。

 ネイビーやレッド、ブラックやヘリンボーンのコートが、垂れ下がる紐や糸でデフォルメされたり、インサイドアウトのような仕様でファーが施された。ボトムスは袴のような広がりあるワイドパンツや裾絞りのパンツをサスペンダーで吊り上げるスタイリングで、ジェンダーフルイッドのムードが漂うコレクションとなった。アイテムは通常、型ごとにナンバリングされているが、今回のコレクションではランウェイに登場した順に1〜15までの数字が割り振られている。アイテムはショー終了直後に同店舗で展示され、発売は7月初旬の予定。

▶︎Y's BANG ON! "ZENTHE"の全ルックを見る

 2本目は場所を同施設内のスペースオーに移動し、アルカンターラ社と2014年以来2回目となるカプセルコレクションを発表。コレクションでは高品質の人工皮革スエードで知られるアルカンターラの素材を、クラシックでありながら未来的というワイズの2019-20年秋冬のシーズンテーマで具現化したという。

 フューチャリスティックなメタリックなジャケットから始まり、パッチワークのように縫い合わされたデザインのセットアップ、シワ加工やキルティング、メッシュやマットな光沢のコートなど、様々な質感や表情の異なるアウターをメインに全30ルックが披露された。またフットウェアでは「ドクターマーチン(Dr.Martens)」のマスタードカラーのコラボブーツが登場。発表されたアイテムは、2019年秋から展開を開始する。

▶︎ Y's -ALCANTARA-の全ルックを見る

 アルカンターラCEOのアンドレア・ボラーニョ氏は、ワイズとの協業について「2度目のコレクションで、前回よりもさらに高いレベルでのコラボレーションができたことを嬉しく思う。自動車や家具などアルカンターラは色々なものに使われているが、中でもファッションは表現の幅が無限で、私たちの知らない素材の可能性や魅力を広げてくれる」とコメント。また、ラグジュアリーブランドがファーやエキゾチックレザーの使用を廃止するなど、素材を取り巻く環境が変化していることについて「サステナブルであることがアルカンターラの特徴の一つだが、その需要が年々高まってきていることを感じている。ファッション分野に大きな可能性を見出していて、我々のイノベーションとデザインの融合が将来さらに見られることを願っている」と期待を込めた。ショーには、ミュージシャンの高橋幸宏や相川七瀬、女優ののんや西内まりや、デザイナーの滝沢直己などが来場した。

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