
Image by: FASHIONSNAP

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デザイナー川西遼平による「レシス(LES SIX)」が、2027年春夏コレクションをランウェイショー形式で発表した。会場は東京・四ツ谷のイメージスタジオ109。
ショーの1曲目は、気鋭の覆面ラッパー エスディーキッド(EsDeeKid)の「Rock Wave」。その後提示されるスタイルをはっきりと予感させる、ノイジーなギターの響きと共にスタートした。新作は、ハードな加工と細身のパンツを軸にしたロックスタイル。ボリュームのあるバックルがついたブーツや、グランジの定番アイテムであるゆったりとしたボーダーのセーターが登場し、ボンテージ風のベルトをジャケットの袖口や襟元など随所にあしらった。
ラッパーのネットスペンド(Nettspend)やフェイクミンク(fakemink)といった、次世代のファッションアイコンたちに目配せするように(いずれもショーで楽曲が使用された)、彼らが発信源となり近年ティーンを中心にリバイバルが起きつつある“腰パン”も繰り返し登場。激しいダメージのクラッシュデニムや、パンツの裾にまで現れるナポレオンジャケットのコード刺繍、ラメやコーティングで輝く生地などもあいまって、誇張しすぎたクリストフ・デカルナン(Christophe Decarnin)期の「バルマン(BALMAIN)」といった様相だ。
終盤、グランジの始祖 ニルヴァーナ(Nirvana)のデビューアルバムの1曲「Negative Creep」が流れると、ショーはクライマックスへ。全身穴だらけの一際ハードなダメージ加工に、ベッタリとしたコーティングを重ねたウェアをまとい、モデルたちが重たいギターリフの中を早足で駆け抜けていく。2000年代に多感な10代を過ごした1987年生まれの川西、その初期衝動と現代の若者たちのエナジーが交差するようなショーとなった。
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