
Image by: FASHIONSNAP

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中島輝道が手掛ける「テルマ(TELMA)」が、ランウェイショーを開催し、2027年春夏コレクションを発表した。
今回はユナイテッドアローズへの事業譲渡後、新体制での初のコレクションで、中島は「純粋に作りたいものと向き合える環境」になったことで、さまざまな職人や工場の協力のもとで「手触り感のある強さ」へと意識が向いたという。1969年の伝説的な音楽フェス「ウッドストック・フェスティバル」に着想を得て、人間が創作活動を通じて自由や平和を追い求める強さをファッションでいかに表現できるかを模索したと話す。
ショーの序盤はホワイトのワントーンルックが続き、中盤にジャケットやフォーマルなテイストのアイテムが登場。終盤に色鮮やかなグラフィックや装飾を施したドレス類がフィナーレへと盛り上げるといった構成で、ブランドが強みとしてきた実験的なマテリアル、高揚感を引き立てる色彩やパターンをドラマティックに提示して見せた。
かねてより国内の高度な技術を持つ産地の職人について「単に守り、継承すべきものなのではなく、彼ら自身もその道のクリエイターだと思っている」と語る中島らしく、ビジネス面のサポートを得たことで今シーズンの制作において新たな産地とも積極的に協業。ほぐし織りとジャカード織りを組み合わせ、さらに扱いが難しいラメ糸を取り入れたオリジナルのテキスタイルは、シルバーホワイトのドレスやジャケットに採用。独特な風合いと光沢感は単色とは思えない立体感を生み、コレクションに動きを与えた。また、無数のカラフルなビーズを縫い付けたグローブやパッチワークを印象的に用いたジャケットといった手仕事を感じさせるアイテムも製作したほか、ドレスと共布のバッグも手掛けるなどラインナップを拡充。ブランドの新章をセレブレートするとともに、国内の類稀なる産地との協業がクリエイティブを飛躍させることを証明するコレクションとなった。
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