
Image by: ZUCCa

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馬場賢吾が手掛ける「ズッカ(ZUCCa)」が、2027年春夏コレクションをランウェイショー形式で発表した。会場に選んだのは、建築家の丹下健三が設計し、イサム・ノグチ作の石庭が広がる東京・赤坂の草月会館。
今季のテーマは、「プロダクト&クラフト(PRODUCTS & CRAFTS)」。馬場がヨーロッパを旅した際に出会った、彫刻家コンスタンティン・ブランクーシ(Constantin Brancusi)の作品や、バウハウス創設者ヴァルター・グロピウス(Walter Gropius)の自邸、プロダクトデザイナーであるヘラ・ヨンゲリウス(Hella Jongerius)のデザインコンセプトなど、多彩な建築や現代アート、プロダクトデザインから着想を得ている。機能的かつ合理的に設計されたプロダクトに、人間の手仕事のぬくもりを取り入れることで、「機能だけでも美しさだけでもない、その中間にある人間らしさ」の表現を目指したという。
コレクションは、カットソーやシャツ、デニム、チノパン、ノースリーブドレスといった日常的なワードローブをベースに、造形的かつ視覚的なアプローチをプラス。身体の動きに沿うアシンメトリーな曲線や、大胆な色と柄のドッキング、手仕事によるクラフト感のあるディテールを取り入れることで、有機的な揺らぎを感じさせるエフォートレスなムードへと昇華させた。前シーズンから継続する「布帛見えジャージ」をはじめ、一から開発したこだわりのオリジナルファブリックが、コレクションの上質な佇まいをより一層際立たせている。
カラーパレットは、ブラックやネイビー、カーキ、ベージュなどのベーシックカラーを基調としながら、ライトブルーやイエロー、レッドといった鮮やかなカラーやシャーベットトーンを効かせ、清涼感のある印象に。また、草花などの自然物や、ものづくりに向き合う作家やアーティストへの敬意を込めた「道具」のモチーフなど、多彩な柄も象徴的に取り入れた。異なる色でプリントしたオーガンジーを重ねることで柄が滲んだように見える、トリックアートのような視覚効果を狙ったトップスやドレスなども目を引いた。
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