クリエイター参加「ふふふ、ふろしき祭」初日は1440枚の売り上げ

画像: Fashionsnap.com

 伊勢丹が11月9日、新宿伊勢丹店で「包んで、結んで、開いて。ふふふ、ふろしき祭」をスタートした。日本の伝統「ふろしき」に着目したイベントで、人気ブランドやデザイナーが参加して全館で1000種類以上のふろしきを揃え、初日は1440枚の売り上げを達成。「LOVE FOR NIPPON FASHION×ISETAN」の第2弾企画も連動しており、レセプションには震災直後からスターター(賛同人)として活動してきたCandle JUNE(キャンドル・ジュン)氏が来場した。

 伊勢丹は今年、日本ならではの美意識や技、伝統に新たな価値を掛け合わせ新しい日本の魅力を提案するべく「ISETAN JAPAN SENSES」と題したイベントや商品展開を進行。この一環として、今回は"和装業界に一石投じたい"との思いから「ふろしき」にフォーカス。1階「ザ・ステージ」では、国内外のファッションブランドやアーティストとコラボレーションした56種類のふろしきを展開。「ふろしき」をファッションとして捉え、"包む"だけではない、デザイン者独自のふろしきの利用法に委ね、90cm×90cmのふろしきのデザインを依頼した。「UNDER COVER(アンダーカバー)」や「sacai(サカイ)」などの伊勢丹でも人気の高い日本人ファッションデザイナーをはじめ、日本を代表するアニメキャラクター「ポケモン」やフィンランドのイラストレーターKlaus Haapaniemi (クラウス・ハーパニエミ)、京都の風呂敷専門店「京都掛札」が展開する「DaDa & Magic(ダダ&マジック)」デザインのものなど多数のふろしきを揃えた。また、葛飾北斎や伊藤若冲の絵画を大胆にデザインしたふろしきも展開し、中には初日に完売した柄もあると言う。

 7階の呉服売り場では約1000種類のふろしきが販売されるほか、特設コーナーでは「LOVE FOR NIPPON FASHION×ISETAN」第2弾として、キャンドル・ジュン氏が声をかけ募ったクリエイターがデザインした1点物のふろしきを展示販売。ふろしきは被災地である仙台の染物屋に依頼したものを使用し、20組を超えるクリエイターが自由にデザインした。すでに半数以上が売れており、キャンドル・ジュン氏はこの企画を通して「東北にとどまらず日本全体に活力を与えられれば」と話した。

 「LOVE FOR NIPPON FASHION」は"チャリティTシャツにとどまりたくない"をモットーに、東日本大震災を機に立ち上がった「LOVE FOR NIPPON」がスタートしたプロジェクト。「LOVE FOR NIPPON FASHION×ISETAN」第1弾は「N.HOLLYWOOD(エヌハリウッド)」や「PHENOMENON(フェノメノン)」など日本人デザイナー12ブランドが参加する期間限定ショップをオープンし盛況を博した。


■包んで、結んで、開いて。ふふふ、ふろしき祭
期間:2011年11月9日(水)〜15日(火)

■1階「ザ・ステージ」参加ブランド
「A BATHING APE®(ア ベイシング エイプ®)」、「UNDER COVER(アンダーカバー)」、「TAKAHIROMIYASHITATheSoloIst.(タカヒロミヤシタ ザ ソロイスト)」、「mastermind JAPAN (マスターマインド・ジャパン)」、「minä perhonen(ミナ・ ペルホネン)」、 「G.V.G.V.(ジーヴィジーヴィ)」、「sacai(サカイ)」

■「LOVE FOR NIPPON FASHION×ISETAN」第2弾 参加クリエイター
青山有紀(中目黒「青家」代表)、ATSUSHI (Dragon Ash)、一色紗英、INORAN、ORANGE RANGE、片野光 (SHARESPIRIT) 、KIYOSAKU(MONGOL800)、島 菜有(NEIGHBORHOOD)、鈴木啓太(浦和レッズ)、SPEED、高見恭子、難波章浩、平間至(写真家)、広末涼子、藤井フミヤ、Bro.KONE、plumpynuts、BENNIE K、辺見えみり、松浦美穂 (twiggy )、MEGUMI、Metis、屋敷豪太 ほか