「ナノ・ユニバース」がウィメンズを強化、ディレクターに二ノ宮和佳子を起用

二ノ宮和佳子
二ノ宮和佳子

 「ナノ・ユニバース(nano universe)」が、ウィメンズディレクターに「アミウ(AMIW)」や「バナーバレット(Banner Barrett)」のディレクションを務めてきた二ノ宮和佳子を起用した。同ブランドがディレクターを立てるのは初。メンズのイメージが強いブランドだが、今後はウィメンズを強化してメンズとウィメンズの方向性を合わせることでブランドアイデンティティーの確立を図る。

 昨年7月にナノ・ユニバースの代表取締役社長に就任した濱田博人は、「ナノ・ユニバースはメンズとウィメンズを展開するセレクトショップとして立ち上がっているが、メンズのイメージが強く売り上げ比率もメンズの方が圧倒的に高い。今後会社を成長させていくにはウィメンズの強化は避けられない」と捉える。「メンズはナノ・ユニバースが掲げるヨーロピアントラディショナルにモード感やセクシー感を織り交ぜたコンセプトに沿っているが、ウィメンズは少しコンサバなイメージ」(濱田社長)で、ズレがあったという。これまでメンズとウィメンズの事業部が別で働くビルも異なっていたが、社長に就任後にブランド事業本部を設けて一本化する組織体制に変更。ディレクターに起用した二ノ宮の人脈やキャラクターを活かしてウィメンズブランドの認知度を高めていき、メンズとウィメンズで統一したブランドアイデンティティーを確立させていく。

 二ノ宮和佳子は、2004年から2016年末まで約13年間マーキュリーデザインに在籍し「バナーバレット」や「アミウ」のディレクションやプレス業務を担当。今年1月からフリーランスに転身し、ナノ・ユニバースからの業務委託でウィメンズのディレクターに就任した。ナノ・ユニバースが抱える課題として「ウィメンズのイメージが薄い」(二ノ宮)ことを挙げ、ディレクターとして「まずはナノ・ユニバースに来店してウィメンズの服を知ってもらう機会を作りたい。新しい世界観を表現し、30代後半から40代まで大人の女性にアプローチできる商品作りができれば」と方向性を示した。