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"普遍的な価値のあるものづくりを" 北欧ウオッチ「TID Watches」が支持される理由

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「クヴァトラ(kvadrat)」とのコラボレーションモデル
「クヴァトラ(kvadrat)」とのコラボレーションモデル
画像: FASHIONSNAP

 スウェーデンのウオッチブランド「ティッド ウォッチズ(TID Watches)」が2015年の日本上陸以来、国内で支持を集めている。メゾンイエナ(Maison IENA)をはじめとするセレクトショップで取り扱うほか、直近ではリニューアルオープンしたエストネーション銀座店でブランド初となるポップアップを4月末まで開催している。先日来日した創業者兼デザイナーのオラ・E・バーンストール(Ola. E Bermestal)に話を聞いた。

 「ティッド ウォッチズ(以下、TID)」はスウェーデンで2012年に創業。もともとコンサルティングでファッション関連の仕事をしていたオラとインテリアデザインなどを手がけるクリエーティブ集団「フォームアスウィズラブ(FORM US WITH LOVE)」のメンバーでスウェーデン語で「時間」を意味する「TID」を立ち上げた。「ディテールに妥協せず、時を経ても変わらない普遍的な価値あるデザイン」を目指したものづくりを行なっている。オラは「スマートウオッチが登場してから、腕時計は生き残れないだろう、と言われてきたが、デザインウオッチはこれまでにないほど盛り上がりを見せている。流行りに流されることなく、デザイン性のある時計を身につけることは高級時計を身につけることとは違い、『自分はデザインやファッションに興味がある』という一種のステイトメントを発していることだと思う」とデザインウオッチの魅力を分析する。



 北欧ウオッチブランドが昨今国内で注目を集める中、「TID」は"時間とクリエーティビティーの探求"を掲げ、視認性の高い文字盤の機能性と、無駄を削ぎ落としたミニマルなデザイン、そして工具を使用せず簡単にストラップの付け替えができる点が他ブランドと異なる最大の特徴だ。「No.1」のケースは日本製のムーブメントを採用し、黒縁の白黒とステインレスのシルバー、ゴールドの4カラーをラインナップ。大小2サイズを用意しユニセックスで展開する。ストラップはレザーやファブリックなど異なる素材や色をそろえ、付け替えるごとに違った表情を楽しむことができる。ケースはストラップを通した際にシワや寄りができないように設計されており、見た目もつけ心地も違和感なく装着が可能。使用するレザーはストックホルム近郊で100年以上の歴史を持ち、かつて高級皮ブランドの製造も手がけていたなめし工場で製造されており、ケミカルを使用していないベジタブルタンニングのため型崩れしにくく丈夫で、使うごとに手首に馴染み風合いが変化する。このほかにデンマークのテキスタイルブランド「クヴァトラ(kvadrat)」とコラボレーションした100%再生ペットボトルから作られた素材を使用したストラップなどをラインナップ。価格は本体とストラップ別売りで、ケースが1万9,000円〜2万1,000円、ストラップが5,000円〜7,000円で販売している。

 

 日本での展開は2015年にベルリンで展示会に出展した際に、現在の代理店から声がかかり国内での展開がスタート。「ブランドにとって日本が一番大きいマーケット。一番最初に日本でビジネスを開始し、"お墨付き"を得たことで他のマーケットでの展開にも有利に働いた。品質やディテールに高い基準を求める日本人からの反応が良かったことは、自分たちのやっていることに自信を与えてくれた」と日本との強い結びつきを感じているといい、本体とストラップがセパレートされている商品の特徴を生かし「近く是非日本のアーティストや職人ともコラボレーションしたい」と意欲を示した。

■ TID Watches
取り扱い店舗:
Maison IENA、エストネーション銀座店、センプレ
問い合わせ先:
ティ・エヌ・ノムラ 東京ショールーム
公式サイト