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東コレ初参加 ヴァンキッシュ石川涼の挑戦

VANQUISH率いる石川涼氏
VANQUISH率いる石川涼氏
 渋谷発「VANQUISH(ヴァンキッシュ)」が、10月開催の「東京発 日本ファッション・ウィーク(JFW in Tokyo)」に参加し、初のランウェイショーを行う。お兄系ファッションからモードカジュアルブランドへと進化し、渋谷系メンズファッションシーンを牽引してきた「VANQUISH」石川涼氏に、およそ2ヶ月後に迫ったJFWにかける意気込みを聞いた。
 

 2004年にスタートし、様々なステージを経て6年目を迎えた「VANQUISH」のJFW参加には様々な理由があると石川氏。「ビジネスが成立しているブランドこそが世界にアピールすべき」「特にメンズは高いものが良しとされてきたが、そうじゃないマーケットがある」という考えを証明すべく、また「渋谷発の身近なブランドが東京コレクションに出演することで夢を与えられたら」という願いを持って、ブランドが向かう次のステージへの第一歩を踏み出した。2011年には海外進出も視野に入れており、「絶好のタイミング」と話す。

 ショーのテーマは「青い鳥」。モーリス・メーテルリンクによる100年以上前の演劇からインスピレーションを得た。兄弟が幸福を呼ぶ青い鳥を探しに行くが、結局は最も手近な鳥籠の中にあったというストーリーだ。これを今のファッション業界に当てはめ、「実際にいいものは消費者の近くにある」といった考えを形にする。「これまで109や渋谷系ブランドはずっと軽視されてきた。その見方を変えたい」と石川氏。ショーでは、「Sony Ericsson(ソニー・エリクソン)」、「adidas originals(アディダス・オリジナルス)」、「DITA(ディータ)」、そして藤原ヒロシ氏という多彩なパートナーを迎える予定になっている。また、直接的に消費者に届けるべく、ショーの模様はUsteam(ユーストリーム)で生中継する予定だ。

 石川氏は、「先入観からの拒否反応ではなくて、例えば外の人がみてここが足りないと気付いたら引っ張り上げてあげられるような仕組みがあれば、若手クリエイターが育つんじゃないか。」と考える。「VANQUISH」6年目の挑戦は、ブランドの存在価値を広く示すとともに、世間の見方を変えるきっかけになるか。本番は2010年10月19日。会場は恵比寿ガーデンホールにて。

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