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三越伊勢丹HDとクールジャパン機構が共同でマレーシア店舗を全館改装「これまでにない百貨店に」

会見に出席した三越伊勢丹ホールディングス代表取締役社長執行役員 大西洋
Image by: Fashionsnap.com

 三越伊勢丹ホールディングスが9月25日、連結子会社がマレーシアで展開する「クアラルンプール伊勢丹LOT10店」を海外需要開拓支援機構(以下、クールジャパン機構)と共同で再構築すると発表した。現地法人Isetan of Japan SDN.BHD(以下、IOJ)とクールジャパン機構が共同出資する新会社を通じて、「全館でクールジャパンをベースにした、今までになかったコンセプトの百貨店にしていく」(大西洋社長)という。年末から年始にかけて館内の改装に取り掛かり、オープンは2015年10月を予定している。

 改装後の「クアラルンプール伊勢丹LOT10店」では、日本の優れたモノ・サービスを通じて「日本の魅力(クールジャパン)」を全館で表現する店舗になることを想定。クールジャパン機構がもつノウハウを取り入れ、メイド・イン・ジャパンに限らず「日本の技術や感性でしか生み出されないもの」(大西社長)を揃えることで、現地での新たな需要の創出と日本国内への波及効果を目指す。

 同店舗の再構築に向けて設立する新会社は、IOJが51%とクールジャパン機構が49%出資。約20億円をかけて、内装を一新すると共に「外装にも手を入れる必要がある」(同)といい、「伊勢丹」を入れた新しい店名に変更する。

 25日に開かれた会見で大西社長は、「日本の魅力をコンテンツとして紹介するJAPAN SENSES(ジャパン・センスィズ)の立ち上げから3年が経ち、経営としての大きな傘になりつつあるところまできた。これをどう活かしていくかがグローバル展開の鍵を握っている。海外に開くオールジャパンのモールは初めてなので、世界に誇れるものを作り上げていく」とコメント。同社執行役員 関連事業本部海外事業部長の横山淳は「単独では海外進出が難しかった企業や、これまであまり共同の取り組みがなかった企業とも事業を拡大させるチャンス」と述べ、同プロジェクトで確立されたプラットフォームは他の国や地域の特性に合わせながら活用していくことも視野に入れているという。現・クアラルンプール伊勢丹LOT10店の年間売り上げは日本円で約19億円だが、改装後は「倍くらいを狙っていく。難しいが、できない数字ではないと思っている」と意気込みを語った。

■現・クアラルンプール伊勢丹LOT10店
 住所:50 Jalan Sultan Ismail,50250 Kuala Lumpur,Malaysia
 開店年月日:1990年10月10日
 店舗面積:約11,000平方メートル
 営業時間:10時00分-21時30分(食品のみ22時00分まで)

 

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