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スプツニ子!の「光るシルク」展公開、グッチ新宿に西陣織りの"勝負ドレス"や3000個の繭玉

「Tranceflora - エイミの光るシルク」展
Image by: Fashionsnap.com

 「グッチ(GUCCI)」が、グッチ新宿明日スタートする現代美術家 スプツニ子!による「Tranceflora - エイミの光るシルク」展を公開した。ブラック来とで演出された会場は3000個以上の遺伝子組み換え繭玉で装飾され、光る絹糸を織り込んだ西陣織の生地を用いたデザイナー串野真也によるドレスやシューズを展示。用意されたフィルム眼鏡を通すと、繭玉や作品が放つ本来の光を体感することができる。会期は4月23日から5月17日まで。

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 「Tranceflora - エイミの光るシルク」展は、1966年に誕生した「グッチ」の象徴的なプリント「フローラ」に着想を得て、バイオテクノロジーによって変容していく花々やファッションをテーマに"「フローラ」の未来"を問いかけるスプツニ子!の最新作品展。主人公「エイミ」が、大好きな彼と会うための勝負服を選ぶのに既製服では物足らず、「光るシルク」や「薔薇の香りがするシルク」、「恋に落ちる(かもしれない)シルク」を使って世界に1つだけのドレスを創りだしたという架空のストーリーをもとに構想をスタートさせ、「光るシルク」を生み出した農業生物資源研究所(生物研)協力のもと、空間を担当した長谷川喜美や、ドレスとシューズを制作した西陣織「細尾」の細尾真孝らクリエイターとともに、インスタレーションを創りあげた。会場の3000個以上の遺伝子組み換え繭玉にフィルム眼鏡をかざすとカラフルな色に変容。同様にドレス、シューズを覗くと、花柄を思わせる美しいパターンが現れるなど、展示を通して「変容していく自然やその新しい美しさ」を問いかける。

 今日開かれたトークショーに出席したスプツニ子!は、「私が作ったエイミのストーリーは、フィクションのようですが、実際に今私たちがそのシルクの制作に取りかかっているという意味では近い将来はリアルな話になるかもしれません。SFのような、アートのような、そういった間をいくものをこの展示を通して体感してもらいたい」と話し、現在農業生物資源研究所(生物研)が着手しているという「恋に落ちる(かもしれない)シルク」について「運命の赤い糸を紡ぐ蚕を作れたら面白いですよね。ピンク色に光ったらいいですね」と同研究所の瀬筒秀樹氏に冗談まじりにお願いした。なお、「恋に落ちる(かもしれない)シルク」は半年から1年後の完成を目指しているという。

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