H&Mジャパン代表取締役社長のルーカス・セイファート氏
Image by: FASHIONSNAP.COM

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H&Mがショッピングバッグの紙製化と有料化を発表

H&Mジャパン代表取締役社長のルーカス・セイファート氏
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 H&Mジャパンが11月13日の今日、ショッピングバッグの紙製化および有料化を発表した。日本では12月5日から全国のH&Mストアに導入する予定で、在庫分のプラスチック製ショッピングバッグも有料になる。

 ショッピングバッグの紙製への移行は、グローバルでは今年9月にスタートしており、準備ができた市場から順次導入している。全世界32の国と地域で実施する計画で、フランスやイタリアなど一部の国では有料化を行わないという。

 日本で提供される紙製ショッピングバッグには、「FSC(森林管理協議会)」の認証を得たサステナブルな素材と、100%リサイクル可能な素材をミックスさせた日本製の紙を使用している。耐久性を持ちながらも、輸送にかかる地球への負荷を低くするため軽量化に努めたという。全4サイズを用意し、アクセサリー用の袋以外の3サイズの価格はそれぞれ20円に設定。有料化により発生する余剰金は、「WWF(世界自然保護基金)ジャパン」に寄付され、海洋ゴミやプラスチック汚染問題を解決するための取り組みに使用される。紙製ショッピングバッグのほか、店頭では100%オーガニックコットンを使用したトートバッグ(200円〜300円)を販売する予定だ。

 同社代表取締役社長のルーカス・セイファート(Lucas Seifert)氏は「私たちは2040年までに『クライメット ポジティブ(Climate Positive)』を実現することを目標にしている。そのためにはこのような一つ一つの取り組みを着実に進めていくことが大事。材料の再利用を商品の製造過程だけではなく、ビジネスの様々な部分で取り入れようと思っており、今回は1つの例としてパッケージに着目した。今後再利用の領域をより拡大するとともに、世界で2番目に大きいファッショングループという規模感を活かして、自然環境に配慮した100%循環型ファッション業界を実現することが私たちの使命だと思っている」とコメントした。

 H&Mグループは古着回収を行っているほか、2017年にはペットボトル1億分に相当するリサイクルポリエステルを商品に使用するなど持続可能性を追求する様々な取り組みを行っている。ショッピングバッグの紙製化および有料化により、2020年までにショッピングバッグの消費を50%削減することを図る。また、2020年までに全てのコットンをサステナブルコットンに切り替え、2030年までに全ての素材をサステナブルに切り替えることを目指す。

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