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【2018年ベストバイ】小木"Poggy"基史が今年買って良かったモノ

 今年のお買い物を振り返る「2018年ベストバイ」。1人目は、「ユナイテッドアローズ&サンズ(UNITED ARROWS & SONS)」のディレクターを務める小木"Poggy"基史さん。今年独立し、自身の会社を立ち上げた小木さんに2018年に購入したアイテムの中から買って良かったと思うアイテムを紹介してもらいました。

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60's Champion パーカ

小木"Poggy"基史(以下、小木):このチャンピオンのパーカはベルベルジン(BerBerJin)で購入したものです。ヴィンテージものを求めてベルベルジンにはよく行っているんですが、昔からボロボロのパーカが好きでずっとこういうアイテムを探していると伝えていて。入荷したタイミングで連絡を頂いて、絶妙なボロボロ感に惹かれて購入しました。

FASHIONSNAP.COM(以下、F):何年代のアイテムでしょうか?

小木:このタグなので恐らく1960年代後半かなと。良い味が出ていますよね。

F:現行のものとはシルエットも違うみたいです。

小木:身幅が広くて丈が短いんです。Lサイズなんですが、感覚的には2XLぐらいのサイズ感ですね。サイズが大きいので昔だとTシャツやシャツの上に着てライトアウターとして使われていたと思うんですが、今はオーバーサイズのアウターが増えたのでこの上からアウターを着られるのも良いですね。

F:どういったアイテムと合わせることが多いですか?

小木:軍パンに合わせたりとかですかね。今僕の中で、最近していなかった90年代後半から2000年代初頭のセレクトショップの方たちがしていた格好に新鮮さを感じていて。ただ、当時だったらそこに「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)」を履いて、「グレゴリー(GREGORY)」のバックパックを背負うみたいな着こなしだったと思うんですけど、今はベーシックなスニーカーでも別注物だったり、もしくはジュエリーを合わせたりして当時のスタイルを自分なりにアップデートして着ています。

F:いつ購入されたんですか?

小木:11月ぐらいで割と最近です。休みの日は結構な頻度で着ていますね。これはボロボロなのにタグがちゃんと残っているというのも珍しくて、本当に良いものに出会えたなと思っています。

 

NEXUSVII別注PORTER バッグ

F:ポーターのバッグは2つともネクサスセブンの別注アイテムなんですね。

小木:両方とも軍モノのアイテムをベースに作っています。シンプルですごく使い勝手が良くて気に入っています。ポーターは良い立ち位置というかすごくニュートラルなブランドだと思っていて、バランスが取りやすくて使いやすいんですよね。

F:ミリタリーアイテムが好き?

小木:今またミリタリーやワークアイテムが気になっていて。巾着のタイプのほうは蛍光グリーンとブラックがあったと思うんですが、もともとピンクとかオレンジが好きというのと、ミリタリーらしい色ということでオレンジを選びました。

F:コンパクトなサイズ感で使い勝手が良さそうですね。普段何を入れているんですか?

小木:少し出かけるときに財布などを入れたりして持ち歩いています。鞄の中に入れて使うこともありますね。世界的に見てもどんどん鞄が小さくなってきていますし、僕も大きい鞄はあまり買わなくなりました。今年買った鞄だとヘルメットバッグが一番大きいと思います。

F:バックパックは使わないんですか?

小木:ジャケットを着ることが多いので、バックパックだと肩が潰れてしまうんですよね。そのため手で持てるバッグが多いです。

 

LOUIS VUITTON ベスト

小木:これはヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が初めて手掛けたルイ・ヴィトンの2019年春夏シーズンのアイテムで、先行で購入させて頂きました。この商品のすごいところはサイズ展開があることで。こういうアイテムでサイズ展開を作ることはあまりないので、珍しいですし面白いなと。

F:なぜベストを選んだのでしょうか?

小木:コレクションを見てベストが欲しいなと思っていました。ジャケットに合わせたかったんですよね。着ているだけでめちゃめちゃ気分を上げてくれるアイテムです。

F:胸元にはペンケース入れのようなポケットも付いていますね。

小木:絶妙なサイズ感で、モノを入れるには少し小さく収納としては使っていないですね(笑)。ただ、膨らませて形を綺麗にできるのでいつもバンダナを入れています。

F:ルイ・ヴィトンのショーはどうでしたか?

小木:カルチャーが変わったというか、今までヴァージルやカニエ(カニエ・ウェスト)が歩んで来た道がすごく表現されていて、良いなと思いました。ただそういった文脈を知らない人たちにとっては、理解できない部分もあるのかもしれないですね。

F:ルイ・ヴィトンは顧客層が変わるかもしれませんね。

小木:それこそこういうアイテムは今までなかったですし、コレクションを見たら奇抜なデザインが多かったので変わるかもしれないですね。もちろん定番のものは作ると思いますが。

F:ヴァージル・アブローとはいつから交流があるんですか?

小木:僕がディレクターを務めていたメンズセレクトショップ「リカーウーマン&ティアーズ」によく来てくれていて、それから交流があります。今でもヴァージルがインタビューで「あのお店が一番好きだ」みたいなことを言ってくれていて、本当に嬉しいです。

F:ハイブランドとストリート系が並ぶ、それこそ今の時代を先取りしたかのようなショップでしたね。

小木:オフィシャルで「シュプリーム(Supreme®)」を置かせてもらっていて、他にも「フェンディ(FENDI)」「アンブッシュ(AMBUSH®)」「フェノメノン(PHENOMENON)」などを扱っていましたね。ちょうどその頃にフェンディとNIGO®さんがコラボして、パーティーにカニエがゲストで呼ばれ、そこにヴァージルやドン・Cも来ていたんです。その頃はラグジュアリーブランドとストリート発の人達が交わるなんて本当に夢のような話でした。ヴァージルはルイ・ヴィトンで夢を形にしていくんだろうと思うので、今後のコレクションに期待しています。

 

EYEFUNNY ネックレス

F:こちらはアイファニーのネックレスですね。

小木:アイファニーは、リカーウーマン&ティアーズでも取り扱っていたブランドで10年以上の付き合いがあります。今でも素材となるダイヤモンドを一個一個デザイナー自身が仕入れているようで、そういったストイックなところは本当に凄いなと思います。個人的にヒップホップアーティストが付けるような大ぶりなジュエリーではなく、小ぶりで品良くつけられるものが好きなのでこれを選びました。

F:どういった服に合わせているんですか?

小木:最近僕のスタイルがアメカジにまた戻っているところがあって、そのスタイルの時によく付けますね。シルバーアクセサリーやインディアンジュエリーをアメカジに合わせるスタイルは定番化していますが、こういうゴールドやダイヤモンドのアクセサリーをアメカジに取り入れるとまた違う雰囲気になって面白いんですよ。

F:今年はどういうアクセサリーをつけることが多かったですか?

小木:今年はアイファニーですね。たくさん付けるとしつこいので、極力シンプルになるように組み合わせています。

F:全体のコーディネートを考えるときはどういうことを意識していますか?

小木:シルエットも色も、まあ全部ですよね(笑)。もちろんTPOも気にします。あとはいかに自分らしさを出せるか、それが大事だと考えています。

 

KAPITAL デニムジャケット

F:アイファニーに続き、このキャピタルのジャケットもスマイルマークが特徴的です。どこで購入したんですか?

小木:六本木のキャピタルのお店です。キャピタルの店舗は、他のショップにはなかなかできない面白いアプローチを貫いていて好きですね。あと、自社工場を持っているのでコストパフォーマンスが良いんです。

F:気に入っているところはどこですか?

小木:縫製やディテールなど服の作りはもちろん、カバーオールのような感じで着られるサイズ感も気に入っています。ちょっと綺麗目に着たいときはスラックスと合わせたり、野暮ったく着たい時はオーバーオールと合わせたりと本当に何にでも合わせやすいんですよ。

F:小木さんは服の手入れにも拘るタイプですか?

小木:普通だと思います。クリーニングに出すものは出しますし、こういうアイテムは普通に洗濯機で洗っていますね。あと、これもそうですが僕は手が短いのでジャケットはだいたい袖を詰めるんです。袖口のあたりの仕上げに拘る人も多いと思うんですが、僕は結構ラフでそのままミシンで叩いてもらっています。

 

次のページは、気分がアメカジに戻るきっかけや、シュプリームのアイテムについて

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