ISSEY MIYAKE 2020年春夏コレクション フィナーレ
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Fashion

イッセイ ミヤケ新デザイナーによる初のショー、近藤悟史「心に届くエネルギーを」

ISSEY MIYAKE 2020年春夏コレクション
Image by: FASHIONSNAP.COM(Koji Hirano)

 「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」が、パリで2020年春夏コレクションを発表した。新デザイナーの近藤悟史氏が手掛けた初のコレクションで、音楽やダンスのパフォーマンスを交えたショーとなった。"三宅イズム"を現代的に表現したという。

 イッセイ ミヤケは2012年春夏シーズンから宮前義之が率いてきたが、2020年春夏シーズンから新体制として近藤悟史氏がデザイナーに就任した。近藤は1984年生まれ。イッセイ ミヤケでは「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE)」や「オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE)」などのデザインチームを経て、2017年に三宅デザイン事務所に移籍した。

ショー序盤、ヌードカラーのドレスやセットアップでダンス

 2020年春夏コレクションのテーマは「A Sense of Joy」。演出・振付家のダニエル・エズラロウを起用し、通常のランウェイショーではなくフロア全体を使って、モデルが跳ねたり回転したり、様々な身体表現と共に新作を発表した。一つのシーンが終わるたびに、観客からは拍手が沸き起こった。

空の色と大地の色が交差する

 近藤氏は、創業者 三宅一生の服作りの「一枚の布」という考え方を踏襲し、身体と衣服の関係を探求したという。ゆったりとしたシンプルなフォルムだが、一体成型やプリーツといった様々な手法を取り入れ、動きによって空気をはらんで豊かな表情を生み出す。テクニカルな素材も用いながら、空の色や大地の色などプリミティブでカラフルな色柄がフロアに映えた。

 近藤氏は、"三宅イズム"について「人々の心に届くエネルギー」と捉える。「人種や年齢を問わず、様々な人々が着ることで服が生き生きする」という考え方を現代に受け継ぎ、「社会と向き合ってもの作りすることは変わらずに、自分なりにユーモアを表現していきたい」と話した。

新デザイナー近藤悟史

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