(写真左)記者会見に登壇した片岡真実新館長
(写真左)記者会見に登壇した片岡真実新館長
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森美術館の新館長に片岡真実が就任、アジア地域の現代アートの発展に貢献

(写真左)記者会見に登壇した片岡真実新館長 Image by FASHIONSNAP
(写真左)記者会見に登壇した片岡真実新館長
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 森美術館の新館長に就任した片岡真実氏による記者会見が1月8日の今日、日本記者クラブで開催された。森美術館における今後のヴィジョンなど、新館長就任の抱負を語った。

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 片岡新館長は1965年愛知県生まれ。ニッセイ基礎研究所都市開発部研究員や、東京オペラシティアートギャラリーのチーフキュレーターを経て、2003年から森美術館に在籍している。2009年に同館のチーフキュレーターに就任し、2018年10月からは副館長を兼任。12月末日をもって退任した南條史生氏の後任として、1月1日付で館長に就任した。また、アジア人として初となる国際美術館会議(CIMAM)の会長を2020年〜2022年の3年間の任期で務めている。

 記者会見に登壇した片岡新館長は、近年の現代アート界の動向について「世界中からアートが発信される中で、1つの美術館、1人のキュレーターが全ての地域の作品を網羅することは不可能。ある地域に特化しながら全体像を捉えていく必要がある」とし、森美術館では国際的な現代美術館としての位置を維持しながら、アジア太平洋地域の現代アートについて積極的に調査研究・展示活動を行っていくという。また、ダイバーシティを重視し、異なる価値観や文脈への理解を深めながらアートを楽しむ場を目指すほか、約16万〜18万以上のフォロワーを抱えるインスタグラムやツイッターでの発信力を活かした来館を促す取り組みも強化していくという。このほか、世界各地の美術館やビエンナーレ、教育機関との建設的なパートナーシップの締結を強化。今年6月にはテートモダンと共同で国際シンポジウムの開催を予定している。片岡新館長は「様々な試みを通じて、現代アート全体の振興に貢献していく。多様な価値観がいかに共存するのかということが課題となる現代において、美術館の活動を通して国際社会への貢献に繋げていきたい」と意気込みを語った。

■森美術館:公式サイト

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