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巣ごもり育児で子ども向けアイテムが好調

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、アパレル各社が業績不振に陥るなか子ども服の売れ行きが伸びている。子ども服をECで展開する「デビロック」では上期の業績が好調に推移するなど躍進する企業も出ている。在宅勤務や学校・保育園の休園といった状況が、キッズアイテムの消費を後押ししている。

 デビロックでは上期の売上高が前年同期比50%増。3月の売上においても新型コロナウイルスの影響を受けずに伸長傾向で、通期は目標である売上高約40億円(30%増)、営業利益2億5000万円(60%増)を達成する見通しだという。

 子ども服の売れ行きはファッション通販大手の「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」など各社ECサイトでも好調な動きを見せている。ゾゾタウンの人気アイテムの総合ランキングでは、子ども用のパジャマやTシャツが複数ランクイン。「ビームス(BEAMS)」では子ども服レーベル「ビームス ミニ(BEAMS mini)」のTシャツが上位に入り、「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」のECサイトではウィークリーランキングに「チャンピオン(CHAMPION)」や「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(UNITED ARROWS green label relaxing)」のキッズ用Tシャツやカットソーが上位にランクインしていた。売れ筋の傾向として、部屋の中で一枚で着れて洗いやすいカジュアルアイテム、ボタンやジップなどが付いていない着替えをさせやすいアイテムが人気のようだ。

 共働き世帯が多い中、在宅勤務や学校の休校などにより子どもと接する時間が増えたことが子ども服の購入動機を刺激していると見られる。子ども服は大人用と異なり、買い替えサイクルが早いためアパレル企業にとっては魅力的なビジネス。非常事態宣言の延長も囁かれる中、ECでの売上が業績を左右するアパレル企業は大人用だけではなく、キッズアイテムのEC販売に注力する動きも出ている。各企業の今後の動向に注目が集まる。

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