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オンワードホールディングスが、連結子会社のオンワード樫山が保有する倉庫兼物流センターの売却を11月30日の今日開催の取締役会で決議した。譲渡先は住友不動産で、譲渡価格は78億円。物件引渡し日は2021年1月29日を予定している。
譲渡物件はゆりかもめ芝浦ふ頭駅から徒歩4分の場所に位置し、建物延床面積は約1万2385平方メートル。売却理由は「資産の効率化および財務体質の向上を図るため」としており、譲渡益約58億円を2021年2月期第4四半期連結決算において特別利益として計上する見込みだ。
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なお、2021年第2四半期(2020年3月1日~8月31日)の連結業績は、売上高が805億8500万円(前年同期比32%減)、営業損益が114億8700万円の赤字(前年同期は8億6100万円の赤字)、経常損益は114億5400万円(同8億1700万円の赤字)、親会社株主に帰属する四半期純損益は151億8800万円の赤字(同244億3200万円の赤字)。新型コロナウイルス感染症拡大による商業施設の営業時間短縮、外出自粛による消費マインドの低下、インバウンド需要の低迷に加えて、コロナ禍の影響が特に大きかった欧州事業などの海外事業の売上が63%減と大きく減少したことが響いた。
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