三井物産の公式サイトより
三井物産が、ファッション・繊維事業の中核事業会社である三井物産アイ・ファッションと日鉄物産の繊維事業を統合する契約及び遷移事業の提携に関する株主間契約を締結したと発表した。また、三井物産アイ・ファッションが日鉄物産の繊維事業を継承する吸収分割に関する契約を締結することを決定。統合は2022年1月1日を予定している。
三井物産は、国内アパレル向けのOEM市場(相手先ブランド製品の受託製造)が縮小傾向にあることから新型コロナウイルス感染症による影響も相まって今後更に厳しい状況になると想定。こうした状況下で繊維事業の事業基盤強化と持続的な成長と発展を検討していた両社の企図が合致したため、今年2月に統合について検討する旨の基本合意書を締結した。
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統合によってコア事業であるOEM事業の基盤強化や、成長が見込まれる海外市場向けの事業拡大、デジタル技術を駆使した新サービスの提供、サステナビリティを切り口とした新たな事業機会の創出、顧客への提供価値の深化などを目指す。
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