ミネラルコスメ「エムアイエムシー」初の旗艦店　表参道に2階建てのショップをオープン

　MIMCがミネラルコスメブランド「エムアイエムシー（MiMC）」初のフラッグシップショップを8月30日に、表参道にオープンする。エムアイエムシーのほか、MIMCが展開するオーガニック・ナチュラルブランド「アクア・アクア（AQUA AQUA）」、ライフスタイルブランド「エムアイエムシーワン（MiMC ONE）」の3ブランドを集結。デジタルサイネージやライブ配信スペースのほか、オープンと同日にローンチする公式アプリと連動したARコンテンツを用意するなど、オンラインとオフラインを掛け合わせた新たなタッチポイントとして運営する。

　2階建ての店舗の面積は合計でおよそ100平方メートル。1階でエムアイエムシー、2階でアクア・アクアとエムアイエムシーワンを展開する。1階のディスプレイには製品にも配合する色鮮やかな鉱石を展示し、ブランドのルーツであるミネラルを訴求するほか、大型ディスプレイで季節のコレクションのイメージムービーを放映するなどで世界観を演出。2階にはライブ配信用のスペースを設け、定期的にインスタライブを配信する予定だ。

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　アプリと連動したARコンテンツは、商品横の画像をアプリ内のカメラでかざすとスマートフォンでイメージムービーを見ることができる。アプリではARコンテンツのほか、オンラインカウンセリングの予約、クーポンの配布などの機能を備える。

　同社の北島靖彦代表取締役社長は、旗艦店の出店は以前から検討していたもので、「旗艦店ではライブ配信も積極的に行う予定で、ワークショップも計画中。百貨店などのインショップではできないことを自由に取り入れられるため、しっかりと世界観を反映しつつ、ミネラルコスメでここまでの発色や使用感を実現しているという付加価値を多くの人に体感してもらいたい」とコメントした。コロナ禍でタッチアップの制限など化粧品業界の実店舗は厳しい状況ではあるが、「このような時世だからこそ、肌に優しく、香りにもこだわった製品を体験してもらい、穏やかな気持ちで過ごしてもらえたら」と思いを語った。

最終更新日: 2021年08月27日