
清潔感とフェミニニティを兼ね備え、日常から特別なシーンまで自然になじむ「クロエ オードパルファム」。2008年の発売以来愛され続ける軽やかでモダンなローズの魅力を、自然体の美しさと自分らしい感性を持つ長濱ねるとともにひもとく。香りがもたらす印象や、まとうことで生まれる気持ちの変化を通して、今の時代に寄り添うクロエの女性像を描き出す。
好印象をつくる甘すぎないローズ
ローズの香りと聞いて思い浮かべる、重厚感や妖艶さとは少し違う。クロエ オードパルファムが描くのは、フレッシュで軽やか、そして透明感のあるローズの世界。

幕開けは、甘酸っぱく弾けるライチと、光をまとったようなダマスクローズ。ピオニーやフリージア、ジャスミンが咲き誇るように広がり、ラストにはアンバーやシダーウッド、オークモスが温かみのある奥行きを添える。フレッシュで軽やか、透明感がありながら、女性らしさも感じさせる。甘すぎず、清潔感のある香り立ちは、好印象を残したいときにも心強い。

⎯⎯ クロエ オードパルファムの香りの印象は?
初めてこの香りをまとったとき、思わず「好き」と感じました。軽やかさの中に甘さもありますが、その甘さが爽やかで、重たくないんです。自然体でいられるような心地よさがあり、とても好みの香りでした。もともとフローラル系の香りが好きで、深く重厚な香りよりも、ふわっと軽やかなものに惹かれます。自然の中にあるような、柔らかく心地よい香りが好きですね。
⎯⎯ どんな時にまといたい?
朝、ひと息つくような感覚でクロエ オードパルファムをまとえば、その日一日を気持ちよく始められそうです。仕事で少し緊張する場面や、慣れない場所へ行くときにも、ふわっとひと吹きすることで背中を押してもらえる。そんな香りだと思います。
日常に寄り添う、私のシグネチャーフレグランス

香りは、いつもの一日を少し特別にしてくれるもの。朝の始まりにひと吹きすれば、気持ちを整えるスイッチに。仕事の日や友人と過ごす時間、心に残る特別な日には、自分らしい印象をそっと添えてくれる。
クロエ オードパルファムは、日常から特別なシーンまで取り入れやすい、軽やかで心地よい香り。強く主張しすぎないのに、ふとした瞬間に記憶に残る。毎日の習慣としてまといたくなる、シグネチャーフレグランスだ。


⎯⎯ 普段から香りをまといますか?
私にとって香りは、とても身近な存在です。香水を集めたり、部屋にルームフレグランスを置いたり、さまざまな香りを試すことを楽しんでいます。一度気に入った香りを長く使い続けることもありますが、ひとり旅が好きなので、旅先には普段とは違う香りを持っていくことも。行き先に合わせて選ぶというより、そのときの気分で選ぶことが多いですね。
⎯⎯ 香りにまつわる印象的な思い出は?
父がとても香りに敏感な人で、私が幼い頃からずっと同じフレグランスをつけています。先日、父が東京に来て帰ったあと、部屋にその香りが少し残っていて、なんだかほっとしました。香りを感じた瞬間に、父と過ごした時間や幼い頃の記憶がよみがえったんです。香りは、その人らしさを形作るだけでなく、思い出や記憶とも深く結びついているものだと改めて感じました。
飾らない魅力を香りに託して
クロエが描くのは、飾らない魅力を持つ女性像。誰かのために自分を変えるのではなく、自分らしさを知り、自由に、自信を持って生きる女性だ。クロエ オードパルファムは、そんな自然体のフェミニニティを香りで表現する。フローラルの華やかさに、ライチのフレッシュな甘酸っぱさとウッディな余韻が重なり、まとう人の個性を引き立てる。

⎯⎯ 長濱さんの理想の女性像は?
理想の女性像を聞かれると、「軽やかで、しなやかで、柔らかいけれど、芯のある女性」が思い浮かびます。仕事を通してお会いするのは、年齢を重ねることが楽しみになるような、素敵な先輩方ばかり。皆さん明るくてさっぱりしていて、いつも笑顔ですが、そこにはそれぞれが持つ芯の強さがあるんです。今年28歳になり、これから迎える30代に向けて、私もそんな女性になりたいと思っています。
⎯⎯ 長濱さんにとって“自分らしさ”とは?
自分らしさについては、10代から20代前半にかけて、とても悩みました。人と違うことをしなければいけない、特別な才能や特技を身につけなければいけない、と考えていたんです。でも最近は、「自分が好きだと思うもの」の積み重ねこそが、自分らしさなのだと思えるようになりました。
そう思えるようになったきっかけの一つが、「自分の部屋」です。椅子は1脚ずつ違うものを使い、飾っている絵や写真、イラストも、本当にさまざま。自分がそのとき心惹かれたものを集めた空間なので、統一感がないことを気にしていました。
ある日、高校時代からの友人が遊びに来たとき、「すごくねるらしい部屋だね」と言ってくれて。好きなものに囲まれた、統一感のない空間と思っていたものが、人から見ると「私らしい」と感じてもらえて嬉しかったんです。肩の力を抜いて、自分の“好き”を大切にしていけばいいのかもしれない、そう思えるようになりました。

クロエ オードパルファム(50mL 1万6390円):光をまとったようなダマスクローズを中心に、ピオニーやフリージア、ジャスミンが咲き誇る華やかな香り。トップにはライチの甘酸っぱく弾けるアクセントが広がり、やがてダマスクローズとアンバーが洗練された余韻を残す。ラストはシダーウッドやオークモスの温かみあるアーシーなトーンが重なり、フローラルの華やかさに奥行きを添える。

長濱ねる | Neru Nagahama
1998年9月4日長崎県出身。主な出演作品に、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」、ドラマ「ウソ婚」のほか、近年は「おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-」、「ストーブリーグ」、「10回切って倒れない木はない」、映画「ラブ≠コメディ」などがある。今年3月放送「未来電車“あの日”を知らないあなたへ」では主演を務める。その他、日本テレビ「news zero」のコメンテーターや、J-WAVE「NTT Group BIBLIOTHECA~THE WEEKEND LIBRARY~」のナビゲーター、エッセイ執筆等、マルチに活躍している。
photography: Yoshiyuki Nagatomo, videography: Yukari L. Takatori, styling: Anna Yamamoto, hair & makeup: Paku☆chan, prop styling: Atsuki Kurono, creative direction: Airi Nakano, production assistant: Riko Kimura | beauty direction: Akiko Fukuzaki, text: Mayu Kamitamari, casting: Rika Yamaguchi, project management: Erika Kawahara (FASHIONSNAP)
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