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アパレルの職種別年収平均値まとめ&求人の現状

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2020年から新型コロナウイルスの影響を大きく受けたアパレル業界。それは職種別の年収平均値や求人数にも如実に表れていると言えます。過去のデータを振り返りつつ、2021年以降、職種別の求人数がどのように変化していくのか推移と傾向を見ていきたいと思います。

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職種別の年収平均値まとめ

デザイナー

デザイナーの仕事は、商品企画、縫製仕様書作成、素材選び、サンプル依頼&チェック、コスト交渉、納期管理など様々で、独創的なセンスやデザイン力、ブランドへの理解、素材や生地の知識、計画性、コミュニケーション能力などが必要とされます。

年収平均値 325~436万円

デザイナーの年収は勤務先(メーカー・ブランド)や、年代(経験値)によっても大きな差がありますが、年収平均値の前年比としては、さほど変化はありません。ブランド側の求人数は減少傾向にありますが、OEM/ODM企業や、D2C事業を展開する企業からの求人は増加しています。

>>ファッションデザイナーとしてキャリアアップしたい!ブランドやOEM/ODM,メーカーetc…業態別 転職活動のポイント

パタンナー

パタンナーとは、デザイナーが作成したデザイン画を元に、実際の形になるアパレル、アパレル商材の型紙を制作する職業です。アパレル、アパレル商材を完成させるために、パタンナーの仕事は大きな役割を担っています。専門的な知識や技術が必要なため、専門学校などへ通って学ぶ人が多い職業です。

年収平均値 320~338万円

パタンナーの年収平均値は、前年より減少しているうえ、求人も減少傾向にあります。そのため、採用条件として求められるスキル自体が上がっています。経験値の高い人材が求められており、スキルや知識にプラスして、自分にしかない強みを見つけることが必要と言えそうです。

PR / プレス

アパレル業界のプレスは自分が担当するブランドの商品や店舗のPRをして、多くの方に知ってもらう、いわばブランドのファン作りをする仕事です。アパレルに関する知識はもちろん、マーケティング知識やコミュニケーション能力も必要とされます。

年収平均値 378~492万円

コロナ禍の影響で、雑誌などの紙媒体を中心としたPRの求人は減少しています。しかし、メディアの中心が雑誌からインターネット、ソーシャルメディアへと移行したことで、デジタル分野でのPRに力を入れるブランドや企業が多くなっています。SNSなどデジタルマーケティングに強い人材への需要は高まっていると言えるでしょう。

>>PR、MD、VMD、販売…アパレル業界を動かす職種とキャリアパス

バイヤー・MD(マーチャンダイザー)

MDの主な仕事は商品を選定するバイイングです。値段を決定するプライシング、マーケットやトレンドの分析、店舗ごとの商品配分や売上分析など、アナリシス業務も重要とされており、ファッションの知識はもちろんトレンドを把握する能力は不可欠です。

年収平均値 362~452万円

ブランドにとって最も重要な職業のひとつであるため、バイヤー・DMはブランドの売上が給与や賞与に反映されやすい職種といえます。そのため、コロナ禍の影響も受けやすく、やや低めの年収平均値となっています。求人数に関してはD2C事業を展開する企業で増加しています。

アパレル営業

メーカーなどに勤務し、自社の商品を百貨店やアパレルショップ、小売店などへ営業販売する仕事です。アパレル業界でも、他の営業職と基本は変わりありませんが、企画提案をはじめマーケティングやプロジェクトマネジメントなど幅広い業務に触れるケースがあるため、その経験次第で経営に携わる役職への昇進や、プレス・MDなど多様なキャリアパスが開ける職種でもあります。

年収平均値 371~501万円

前年度より年収平均値が向上した職種のひとつです。その理由は、ファッションECで即戦力になる人材が求められたから。求人数はほぼ横ばいですが、異業種からの転職がしやすい職種でもあるため、競争率は高いかもしれません。また、営業の業務は細分化されているケースが多く、条件などが異なります。こまめに求人情報をチェックすることが重要です。

販売スタッフ

主な仕事は、ショップでの接客や商品の納品・検品・在庫の管理、返品などの業務、顧客やお客様のケアなどです。正社員以外にもアルバイトやパート、派遣など入り口はかなり広いですが、外資系ブランドでは、語学力や販売力など求められるスキルも高まっています。

年収平均値 300~346万円

販売スタッフは、コロナ禍の影響を最も受けた職種と言えます。求人数も2020年4月頃から大きく減少しました。しかし、コロナ禍での顧客のニーズに応えるため「オンライン接客」や「SNS・ECとの連動」が不可欠となったことで、それらのスキルや経験のある人材が求められています。

生産管理

MD(マーチャンダイザー)の立てた販売計画をもとに、商品販売の時期や必要な生産量の予測を立て、素材の調達や工場の選択、生産・納期までの一連の流れを管理する仕事です。製品のクオリティを保つためにも、品質について細かいチェックを行う管理能力が必要となります。

年収平均値 359~503万円

前年度より年収平均値が向上した職種のひとつです。一時はコロナ禍により求人数が減少しましたが、現在は増加傾向にあります。その理由はD2C事業の拡大と言えるでしょう。D2Cとはメーカーやブランドが流通ルートを介することなく、ECサイトで直接消費者に販売をするビジネスモデルのことです。企画・製造から受注・発送・返品までのすべてを自社で完結させるため、人材を増員する企業が増えたと考えられます。

>>アパレル業界における余剰在庫問題と、生産管理の仕事

EC / 通販

ECはいわゆる「ネット通販」「オンラインショップ」「ネットショップ」といわれるサービスと同じです。仕事内容は、ECサイトの制作や運営、商品企画、プロモーションなどを担当する「フロント業務」と、商品情報の入力や受発注管理などを担当する「バックエンド業務」に分けることができます。

年収平均値 338~436万円

以前からアパレルのEC化は注目されていましたが、コロナ禍によってその流れは加速。年収平均値は横ばいですが、2020年のアパレル業界で確実に増加した職種と言えます。そして2021年以降も注力する企業やブランドが多く、さらに求人が増加すると考えられています。

参考資料:アパレル業界の平均年収と転職動向|アパレル・ファッション業界の求人、転職ならクリーデンス

コロナ禍で現在の求人に影響は?

アパレル業界に関わらず、多くの業界が新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けました。人の移動に制限がかかり日常生活が一変したことで、店舗型ビジネスをはじめとする接客業ではニューノーマルに適応する新しいビジネスの形が求められ、EC事業が拡大しました。その流れが求人にも現れており、EC・Web系、バックオフィス、生産管理といった職種の求人数は増加傾向にあります。また、ほぼ横ばいなのがMD・バイヤー、営業で、減少傾向にあるのが、店長や販売スタッフ、デザイナー、パタンナーです。※Fashion HR調べ

ただ、一時は落ち込んだ求人数が、全体的に少しずつ回復傾向にあるのが現状です。特にEC / 通販は、今後も増加を続けると予想されています。動向を見極め、求人をこまめにチェックすることで希望の職種への転職率を高めていくことが大切です。

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