本展覧会の解剖対象である藍染のポスター
Image by: Kyoko Nishimoto/BUAISOU
⽇本デザインコミッティーが、第776回デザインギャラリー1953の企画展として、松屋銀座7階で「藍染の解剖展 BUAISOUの仕事」を開催する。期間は12月27日から2⽉21⽇まで。「ブアイソウ(BUAISOU)」は、通常複数の工程を分業で行う藍染を全て一貫して行なっているのが特徴。同企画展では、ブアイソウが制作した1枚の藍染を「⾊」「質感」「グラフィック」など16項⽬に分類して解剖の⼿法で読み解く。
2015年に徳島県上板町でスタートしたブアイソウは、原料となる藍の栽培をはじめ、蒅(すくも)造り、染色、デザイン、製作まで昔から分業制であった藍染業を一貫して行っている。藍染のオリジナル商品の製作や「ナイキ(NIKE)」などのブランドとのコラボレーション、国内外での展示やワークショップなどに取り組み、様々な手法で天然藍の魅力を伝えている。今後は、ヴィンテージのミシンを使用した縫製や、棉栽培や製織も自らの手で行うことを目標にしている。会期中は、企画展を記念して製作したオリジナルの手拭いと風呂敷を販売する。
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■第776回デザインギャラリー企画展「藍染の解剖展 BUAISOUの仕事」
期間:2021年12⽉27⽇(⽉)〜2022年2⽉21⽇(⽉)
場所:松屋銀座7階 デザインギャラリー1953
営業時間:10:00〜20:00 ※最終⽇は17:00閉場
⼊場料:無料
本展覧会の解剖対象である藍染のポスター
Image by: Kyoko Nishimoto/BUAISOU
蒅作りの過程
Image by: Kyoko Nishimoto/BUAISOU
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