インスタグラム(Instagram)のリールに注力する戦略が議論を呼んでいる。アメリカを拠点に活動するフォトグラファーTati Brueningが立ち上げた元々のインスタグラムに戻ろうとする署名運動「MAKE INSTAGRAM INSTAGRAM AGAIN」では7月29日時点で約23万人が署名。同氏による署名についての投稿には221.8万人のいいねが集まり、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)やカイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)といったセレブリティが同キャンペーンをストーリーズなどでシェアした。
動画コンテンツ需要の高まりを受けて、インスタグラムはライブ配信やリール配信などのアップデートに注力。署名運動ではTikTokの投稿がそのままインスタグラムで使い回されている現状や、同アプリのルーツである写真から動画にシフトするようなアルゴリズムについて問題を提起している。SNS上での反応を受けて、同社のアダム・モッセーリ(Adam Mosseri)CEOは自身のアカウントにリールを投稿し、写真と動画について両方サポートを続ける意向を述べている。
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