「KBBC BeautyPartner Award 2022」授賞式の様子
Image by: 花王ビューティブランズカウンセリング
花王ビューティブランズカウンセリングが、ブランドごとに最高峰の美容部員を選出する「KBBC BEAUTY PARTNER AWARDS 2022」を開催した。コロナ禍以後初のリアル開催となり、約5500人の中から予選で選出された54人の代表美容部員が決勝大会に出場し、ブランド体現力や美容スキルを披露した。
花王の化粧品事業は2018年に発表した新成長戦略のもと、約30ブランドを中心に個性のある「強いブランドづくり」を推進。2021年から事業パーパスに「Celebration of Individuality」を新たに掲げ、多様な美に寄り添うパーパスドリブンな事業運営を展開している。これに伴い美容カウンセリング会社のソフィーナビューティカウンセリングとカネボウビューティカウンセリングを統合し、美容部員全員が所属するKBBCを設立。今年は新体制下で初めての大会開催となった。「センサイ(SENSAI)」「アルブラン(ALBLANC)」「トワニー(TWANY)」「カネボウ(KANEBO)」「ルナソル(LUNASOL)」「エスト(est)」「デュウ(DEW)」の7ブランドに所属する美容部員らが出場した。
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決勝大会では、ブランドカウンセリング部門で20分間の店頭接客ロールプレイングを実施。デジタルコミュニケーション部門では10分間、オンラインで配信動画のデモンストレーションを行った。花王グループ内の美容教育部長やブランド事業部、ビューティリサーチ&クリエーションセンターのスタッフなどで構成された審査員はブランドごとに設けられた世界観や価値観などを体現する20項目のブランドスキルガイドに加え、加点要素6項目を基準に審査。各ブランドごとのブランドカウンセリング部門最優秀賞に加え、デジタルコミュニケーション部門の最優秀賞を決定した。店頭接客ロールプレイングでは、「ブランドについて知っている/知らない」「目当ての商品がある/ない」などさまざまなパターンでお客役の要望を汲みながら、美容部員の個性を活かした接客で商品の魅力を伝えていく様子が見られた。
花王 常務執行役員 化粧品事業部門長でカネボウ化粧品 代表取締役社長を務める村上由泰氏は、「一つひとつのブランドパーパスをしっかりと理解し、その伝道師として、店頭はもとよりさまざまな場面、場所、あらゆる方法で最高のブランド体験をお客さまに提供する『ブランド エバンジェリスト』になってほしいと思います」とコメントした。
なお、花王は2023年1月からブランドごとに最適なOMOを推進するため、美容部員の総称を「ブランド エバンジェリスト(ブランドの伝道師)」に変更する。ブランド エバンジェリストとは、店頭とオンラインの垣根を越えて、ブランドを体現し、あらゆる場所、場面、手法で魅力を伝える高いスキルとマインドを有したブランド専属の美容部員と定義。2025年までにすべての美容部員が店頭とオンラインの両軸で活躍できるよう目指す。オフライン領域では店頭接客・カウンセリングのほか、体験イベントへの出演や会場でのセミナー実施、オンラインではライブ配信や動画配信、ウェブセミナーへの出演に加え、ウェブサイトやSNSへの商品レビュー投稿などを行えるようにする。実現に向け、2023年1月から、これらのスキルを習得するための研修をスタート。ブランドカウンセリングの応対スキル研修をはじめ、オンラインの基礎・実践スキルの研修など多角的にサポートしていく考えだ。
「KBBC BeautyPartner Award 2022」授賞式の様子
Image by: 花王ビューティブランズカウンセリング
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