イージーが2020年にパリで開催したコレクション「SEASON 8」のショーの様子
Image by: FASHIONSNAP
「アディダス(adidas)」が、Ye(カニエ・ウェスト)とのパートナーシップによるブランド「イージー(YEEZY)」の余剰在庫の販売を決定したと複数の海外メディアが報じた。
報道によると、アディダスCEOのビョルン・グルデン(Bjørn Gulden)氏は、5月11日に開催された株主総会でイージーの販売について言及。余剰在庫の販売で得た収益は「Yeの言動によって傷ついた人々を代表する団体への寄付を検討している」と述べたという。なお、具体的な販売方法や寄付の詳細については明らかにされていない。
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イージーは、2015年に設立。「イージー ブースト 750(YEEZY BOOST 750)」といったアイコニックなスニーカーやアパレル、小物などのコレクションを展開し人気を集めていたが、昨年10月、Yeの反ユダヤ主義的な主張やヘイトスピーチが同社の価値観に反するとして、アディダスは同氏とのパートナーシップを解消し、イージーの生産を終了。今年2月には公式オンラインストア「イージーサプライ(YEEZY SUPPLY)」を閉鎖した。
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