編集部がリアルに食べてるランチを、気ままにサクッと紹介する「オモハランチタイムス」。先日、アーティストの友人がアメリカから旅行に来ているタイミングで、たまたま表参道で再会した。(日本に来ていることは知らなかった上、しかも2日連続で)。
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原宿で出会ってから5年ほど。向こうも覚えててくれたのが本当に嬉しくて感動してしまったのだけれど、そんな彼女が今から行くと言っていたのがこのBASSA NOVA(バサノバ)である。新代田とここ原宿に店舗があり、何やら変わり種だけどおいしいらしい。その証言を頼りにライターとともにお昼へ出かけた。
本日のお店:BASSA NOVA(バサノバ)
メニュー:ラーメン
食べたもの:グリーンカレーソバ(1,100円)、グリーンカレーまぜソバ(1,200円)、ご飯(200円)
飲食スタイル:イートイン
ラフォーレの裏手、教会通りから「ブラームスの小径」へと抜けていくと、小径の途中にバサノバがある。オレンジ色の外観と看板が目印で、すぐ分かるはずだ。竹下通りから原宿アルタを隔ててちょうど一線を画す閑静な立地。人通りも落ち着いていて良い感じ。外国人の観光客がいたり、店舗の雰囲気も相まってちょっとした異国感すら感じる。
店の看板メニューはエスニックな創作ミクスチャーラーメン。グリーンカレーソバやラクサソバなどがラインナップされている。海外の人から人気の理由はヴィーガンメニューもあることだろうか。我々は一番人気の「グリーンカレーソバ」と派生系の「グリーンカレーまぜソバ」をオーダーした。
名の通り、見た目はガッツリグリーンカレー。具は水菜に穂先メンマ、鶏チャーシューと特徴的だ。
ところで、こういった変化球な創作ラーメンって、ちょっと味の想像がつくじゃないですか。別にラーメンにうるさいわけじゃないけれど、とかごちゃごちゃ思いを巡らせつつひとすすり。
正直、期待値込みで気持ち的なハードルが結構高かったのだが、そんなハードルを棒高跳びくらいの高さで悠々と飛び越えていった。
グリーンカレーなのに、ラーメンとして成立している技ありの一杯は、アッサリだけど濃厚な魚介の風味にグリーンカレーのコクがベストマッチ。スープに絡んだ麺をすするたびに思わず「おいしい!」と口にしてしまうほど、新感覚なラーメンに感動。この味を覚えてしまったらもう、バサノバの虜です。ラーメンが好きと豪語するライターもおいしいと言っていたので間違いないはず。
そんなライターは焼きチーズをトッピングしてまぜソバを堪能していた。変化球系のさらに変化球。
最後はご飯も入れてまぜまぜして、即席カレーチーズリゾットを作っていたが、ちゃんと別メニューで焼きチーズリゾット(400円)も用意されており、こちらもシメには最高だと思う。
天気が良かったのでテラスでのんびりと絶品のラーメンをいただいたが、店内もSKOLOCTの作品が飾ってあったりアートな雰囲気。色合いと看板からY2K(2000年代の雰囲気)な香りも漂い、昔よく、こういうアートコンセプトなカフェがあって好きで行っていたなあ、などと思い出す。
店の雰囲気も、味も大満足。そりゃ海外の人たちからも愛されるわけだ。
■BASSA NOVA(バサノバ)
住所:東京都渋谷区神宮前1丁目15−4 バルビゾン76番館1階A号室
電話:03-5843-1898
営業時間:11:30~21:00
定休日:なし
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