アーティスト・モデルの大社カリンがディレクションを手掛けるルームウェアブランドルームウェアブランド「エム（EM(em)）」がデビューする。5月26日から2日間、原宿・神宮前で開催する展示会のほか、ファッションECサイト「ハイボトム（Hybtm）」で同日から購入できる。

　大社カリンは、女子美術大学在学中からモデルとしてファッション誌や広告に出演する傍ら、2013年頃からアーティストとしての活動を本格化させ、2017年には初の個展を開催。ファッションブランドとコラボレーションしたライブペイントや子どもたちと行うワークショップなど、アーティストとしての活動の幅を広げている。

　エムは、抽象画ならではの質感や筆のタッチ、アクリル絵の具の色味などを最先端の生地プリント技術を活用して落とし込み、クラシカルなディテールのルームウェアを提案。ブランド名は、ブランドの核となっている絵と、絵のコンセプトとなる夢を重ねた「絵夢」から名付けられた。ファーストコレクションは、トップス3型やボトム9型、リネンクッションカバー（7480円）、スカーフ（1万6500）、ヘアバンド（4400円）、靴下（2750円／全て税込）の計16型を展開する。

　エムで大切にしているのは「境界線」だとし、ファーストコレクションでは、夜眠りに入るときに感じる曖昧さをイメージした「hypnosis」と、朝目が覚めて見た風景から着想を得た「awake」という対となるワードをテーマに描いたという。大社は「同じ黄色でも、明るく見えたり渋く見えたり、人によって、その時の感情によって、見え方が変わるかもしれません。そこが抽象画の素敵なところなので、着る人がどう感じるかを大切して欲しいと思います」とコメントしている。

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■「EM(em) Vol.0」
会期：2023年5月26日（金）12:00～19:00（最終入場：18:00）
　　　2023年5月27日（土）12:00～19:00（最終入場：18:00）
場所：HATTO CREATIVE PLAZA
所在地：東京都渋谷区神宮前2丁目18−19 SHOP2
公式サイト