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アイデアの創造をサポートするAI姉さんが描くこれからの働き方、ビジネスでのAI活用について

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「ChatGPT」や「Midjourney(ミッドジャーニー)」に代表されるように、AI技術の発展によって、誰もがすばやくクリエイティブな発想を形にできる時代に突入。すでに会話ができるチャットボットやデザイン、ヴィジュアルなど、最先端技術がもたらすアイデアと驚きで世界を圧倒している。最新技術とは言っても、最終的な意思決定をするのは “人”。AI技術をビジネスに活用することで、人の役割や働き方はどのように変わってくるのだろうか。生成AI領域のコンサルティングを行うCynthialy(シンシアリー)株式会社の代表取締役、チェルシーこと國本知里さんに、AI技術のインパクトや活用事例をインタビュー。

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國本 知里さん(チェルシー)/Cynthialy株式会社 代表取締役
早稲田大学大学院卒業後、SAPにてSaaS営業、北欧マーケティングリサーチプラットフォームベンチャーにて事業開発を経験。AIスタートアップ・Cinnamon AIの事業開発マネージャーとして、大企業向けAIビジネス新規事業・営業・マーケに従事。その後、1社創業しAIスタートアップ複数社のマーケティング・広報立ち上げ・DXスタートアップ向けのハイクラスエージェントを立ち上げ。2022年10月にCynthialy創業。

AIの可能性を日本で活用するために

ー これまでのご経歴を教えてください。

大学院を卒業後、SAPと言う外資系のIT企業に勤めました。当時は「クラウド」と呼ばれる、今でいう「SaaS」の波が海外から入ってきたタイミング。タレントマネジメントに課題を持つ大手企業に営業をしていました。

その後、北欧系のITベンチャーで、マーケティングやAD系のプラットフォームの事業開発に携わります。その後今ほどではありませんが、当時もAIブームが起こっていて、ベトナム等に多くエンジニアを抱える「Cinnamon AI(シナモン)」というAIのスタートアップに入社し、文字の読み取りや音声認識、画像認識ができるようになってきていたので、それをどのように活用して業務効率化をしていくのかを、大手企業向けにコンサルティングしていました。

当時からAIの可能性はすごく感じていましたが、アメリカ、ヨーロッパ、中国の技術が圧倒的で、日本が技術力で勝つのは難しいなと感じていて。そのときに、フィンランドでは、国がAIを世界一活用できるようにする方針を定めて、人口の1%が無償でAIを学べる取り組みを行っているという話を聞いたんです。日本でも、AIを使いこなしていく方が大事なのでは、と考え、日本での活用方法を発信しはじめたのが活動のきっかけです。

ー AIの可能性を見出し、2022年10月にCynthialy株式会社を設立されました。現在は、どのような事業を展開していますか?

生成AI領域のコンサルティングやリスキリング事業を2つの軸で行っています。まずひとつめは、クリエイターに向けたAIのスクールです。ライターや動画編集者、デザイナーなど、個人のクリエイターと呼ばれる人に対し、AIを使ってどのように業務を効率化できるのかの講座を展開しています。世間一般的には「AIに仕事を奪われるのではないか」と懸念している人もいますが、実際はその逆。これまで10時間使っていた作業が1時間で終われば、空いた時間で他のスキルを身につけるチャンスになる。たとえば、何も作ったことがないライターが、画像生成のプロダクトを使ってすぐに何かを作れるデザイナーにもなれるんです。クリエイティビティを最大限発揮できるように、入力する言葉のセンスや使い方を教えるサポートをしています。

もうひとつは、企業向けの生成AIリスキリング研修事業です。入力した質問にAIが対話形式で回答する「ChatGPT」というチャットサービスがありますが、聞いたことがあっても、実際に仕事で使っている人は少ないと思います。どのように使えるのかを実感できないと、活用方法も想像できないですよね。どういう場面でどのように使えるのかを教えながら、AI使いこなすためにトライしてもらうための支援を行っています。こういった事業を通して、日本のなかでAIを武器にできる人材を増やすための支援もはじめたところです。

講座の様子

ー ビジネスネームを持つ人は、日本でも珍しいと思います。チェルシーという名前は、どのような発想で付けられたのでしょうか?

チェルシーというビジネスネームの由来は、本名「知里(Chisato)」のChから。2/3以上のメンバーが外国籍の外資系企業やAIのスタートアップでは、ビジネスネームを付けるのが一般的なので、自然と名乗るようになりましたね。また、SNSを研究してみたときに、4文字前後のあだ名だと覚えやすいことがわかったので、この名前を使っています。

ー AIの活用を推進しようとする積極派の企業と、禁止する企業もあるかと思います。この動きについて、どのように見ていらっしゃいますか?

国の決定事項によってもちろん使い方も変わってきますが、割と日本は積極的。OpenAIのCEOが日本に来たり、ChatGPTのアクセス数も米国・インドに次ぐ世界3位という調査*もあり、AIを使いこなしている人たちが世界でも多いと言われています。既存のものを改善していく精神があるので、ツールを与えたら興味のある人がどんどん使いこなして、新しいハックをしていく日本人の特性に、さまざまな企業が注目しています。

ただ、知っておかなければならないのが、著作権やセキュリティ周り。リテラシーがないと、使うリスクも高まります。「ChatGPT」は、入力したものが学習データとして蓄積されていく仕組みなのですが、顧客の機密情報を入力して問題になった事例がありました。そのほかにも、「特定のクリエイターの作品に寄せたものをつくってほしい」という指示で出てきたアウトプットを販売すると、著作権の侵害にあたることも。実際に問題になっていることもあるので、今後体制が整えられていくのではないか、と考えています。

*https://www.nri.com/jp/knowledge/report/lst/2023/cc/0526_1

ファッション業界に広がるAIの活用事例

ー ファッション業界で、AIが活用されている事例を教えてください。

今年4月に、世界的にAI FASHION WEEKが開催されました。「ChatGPT」は、基本的にテキストベースですが、ファッション業界では、画像生成や動画生成が活躍する分野。テキストを入力すると、想像しているイメージがすぐに生成できるようになりました。AIを活用したデザインでコンペティションが開催され、実際に優勝者のブランドが立ち上がりはじめています。これまでデザイナーになるためには、莫大な時間とセンスが必要とされていましたが、AIを活用すればすぐにデザイナーになれる世界がやってきている。「AIでつくられたもの」と言われなければわからないレベルのクオリティで仕上がります。

また、AIモデルもすでに登場しています。これまではモデルとカメラマンをアサインして、モデルと撮影し、ヴィジュアルができるまでに時間とお金が必要でした。それが、AIに思い描いていたモデルの姿を入力するだけで、思った通りのイメージが生成できる。身につけているものも、簡単に変えることができます。カメラマンやモデルなど、いろんな人が携わって撮影されるところを、すべて1人で対応できるようになってきているので、インパクトとしては、かなり大きいのではないでしょうか。

とは言っても、意思決定や最終的な編集は、人の力が必要。人間のインプットでしかアウトプットは出てこないので、インプットを鍛えるために想像力を膨らますことが重要です。

ー 消費者側が利用できるようなサービスはありますか?

「ChatGPT」を活用した、「DROBE(ドローブ)」というパーソナルスタイリングサービスがあります。「ChatGPT」とAPIを連携して、今までスタイリストに相談していたことをAIに相談できるというもの。これまでのデータを「ChatGPT」に学ばせて、回答している仕組みです。これまでは、店頭のスタッフやスタイリストがコーディネートのアドバイスしていましたが、役割が変わって、ある程度のところまでをAIで代替えし、最後だけ人が対応するという、サービス業のイメージに近くなるのかもしれません。

なので、気が利く行動や言動をする「おもてなし」の価値は高くなると言われています。正しい受け答えやイメージをアウトプットすることはAIでできるようになり、最終的には人間らしいことができるようになりますが、それまでは人があたたかみを持って対応することが求められるでしょう。

ー AIが進化し、この先どのような未来になるのでしょうか。

ブランドのあり方が大きく変わるのでは、と思っています。D2Cやインターネットでものを購入する流れがあるなかで、より一層個人レベルで完結する未来が訪れるのかもしれません。たとえば、「ChatGPT」にコンセプトメイクをしてもらい、テキストから画像を生成できる「Midjourney」を使ってブランドのロゴや商品のデザインをする。エンジニアリングも「ChatGPT」で実現できるようになってきているので、ECサイトの構築も任せられます。エンジニアやデザイナーとチームをつくっていたところを、AIがパートナーになる時代になり、「1人で立ち上げました」というブランドが増えていくでしょう。

専門性に頼らず1人で実現できるようになったら、ブランドを立ち上げる人も量産されるので、ブランドのつくり方や差別化に大きな変化があらわれると思います。ストーリーが大事になるかもしれませんし、「この人がつくった商品だから」と、人によって選ばれるかもしれません。逆に言うとAIでないと作れないようなものが生まれてきたりして。この2、3年で今までとは異なるやり方が台頭してくると考えています。

 ー AIの活用を検討している企業や個人に向けて、アドバイスをお願いします。

まずはなんでもいいので、ツールを触ってみること。「なんとなくAIってすごそう」と思っても、実際に触ってみる人は10%以下と言われています。とにかく諦めずに、何かをアウトプットしてみる経験が大事です。ファッション系の人なら、先ほど紹介した「ChatGPT」や「Midjourney」のほかに同じくテキストから画像生成する「Stable Diffusion」がおすすめ。手っ取り早く、驚きも大きいと思いますよ。

入力するテキストにセンスや工夫が必要だったりするので、何度もトライしてみてください。画像生成するとき、何をどのように入力するのか悩んだら「ChatGPT」を使ってW活用するのもひとつの手。自分の理想のものを出せるまで、テキストを試行錯誤して入力してみましょう。文:Nana Suzuki
撮影:Takuma Funaba

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