ギャップのロゴ
Image by: FASHIONSNAP
ギャップ(GAP)が、リチャード・ディクソン氏(Richard Dickson)を社長兼最高経営責任者(CEO)に任命したと発表した。ディクソン氏は8月22日付で同職に就任する。
ディクソン氏は、アメリカの大手玩具メーカー マテル社で社長兼最高執行責任者(COO)を経験。ファッションドール「バービー(Barbie)®」やミニカーブランド「ホットウィール(Hot Wheels)」などの再建に努めた。
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就任に際し、同氏は「ギャップは象徴的なブランドのポートフォリオであり、大胆な発想でアメリカンスタイルを確立し、質の高いファッションを何百万人もの人々に向けて提供してきました」とコメント。「これからの仕事をとても楽しみにしています。新しい時代に向け、ギャップを進化させるためにチームと手を取り合って働くチャンスです」と続けた。
ギャップの前社長兼最高経営責任者(CEO)のソニア・シンガル(Sonia Syngal)は昨年7月に同職を退任。暫定的に代表を務めたボブ・マーティン(Bob Martin)氏は取締役会長に復帰するという。なお、ギャップでは今年4月に約1800人の従業員を解雇。昨年9月にも従業員約500人をレイオフするなどコスト削減に踏み切っており、「ギャップ(GAP)」「バナナ・リパブリック(BANANA REPUBLIC)」「オールドネイビー(Old Navy)」のほか、アスレジャーブランドの「アスレタ(Athleta)」の全4ブランドで事業モデルと構造を最適化を図るとしている。
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