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資生堂が、DNA検査法で最適なケアを提案する「ビューティー・ディーエヌエー・プログラム(Beauty DNA Program)」(以下、DNAプログラム、税込1万2000円)を9月から本格展開する。皮膚科学研究とAI技術を融合した解析内容に加え、パーソナルビューティーパートナー(PBP)によるカウンセリングを実施。生まれ持った肌の特徴を理解し、日々のトリートメントを行うことで、よりパーソナライズされたケアを叶える。これまでは「SHISEIDO THE STORE」と専門店約350店舗で取り扱っていたが、好評を受け、展開店舗を百貨店の「SHISEIDO」カウンター約20店舗にも広げる。
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プログラムの稼働に向け、高度な個人情報であるDNAを扱うため、AGI(一般社団法人遺伝情報取扱協会)が運営する「遺伝情報適正取扱認定スタンダード」を、化粧品業界として初めて取得。同プラグラムに参加するPBPは専門のトレーニングを受けている。現在は20人程度が所属し、今後もプログラムの拡大とともに人員を増やしていく予定だ。
利用時は、まず取扱店舗で検査キットのIDカードを購入し、オンラインで検査キットを注文。自宅に届いた検査キットで唾液を採取し、返送すると約2〜3週間でDNA検査の結果が分かる。DNA検査で分かる項目は、かさつきやシワ、シミ、くすみなどのできやすさ・できにくさといった、生まれ持った肌の特徴である「肌体質」、保湿力やバリア力、抗酸化力など、肌の老化や悪影響に対する抵抗力である「肌レジリエンス力」、血中の各種ビタミンの調整能力である「ビタミン調整力」の3カテゴリから、合計27項目。
その後、オンラインでPBPとパーソナルセッションを実施し、検査結果の解説や、結果に基づく毎日のケア、生活習慣などを総合的にヒアリング。なりたい肌などを踏まえ、スキンケアだけではなく食事や睡眠、運動にいたるまでトータルでアドバイスプランを発行する。パーソナルセッションを踏まえてレコメンドされた商品は、各種オンラインストアや店頭での購入となる。なお、製品のレコメンドは資生堂傘下ブランド横断でセレクト。セッションの終了後は、定期的にDNA検査結果に応じてパーソナライズされた美容方法のメールマガジンが届く。
DNAプログラムを担当するDX本部 オムニエクスペリエンス推進部 企画推進グループ グループマネージャー(博士)の吉川拓伸氏は、「昨今は高度な技術によって、お客さま自身が自分の肌について詳しく知ることができるようになった。しかし、数字的な結果に対して、体感とズレが生じることも少なくない。スキンケアに関しては使用感の好みもある。そういったリアルな悩みや理想については、人だからこそできるコミュニケーションが大きな役割を果たすと考えている。ただ肌について知るだけではなく、お客さまの結果や悩みに寄り添い、理想像に向けて伴走することができるのが同プログラムの最大の強み」とDNA検査とPBPによるカウンセリングの融合の目的を説明する。
一度DNAプログラムを受ければ、受け直す必要はないが、パーソナライズされた継続的なメルマガ配信や、PBPが肌の遺伝子タイプに関連したスキンケア情報をSNSで発信することで、ユーザーの「肌のトラッキング モチベーション」を促す。吉川氏は「テスト段階でも、オンラインセッションで多くのお客さまがご自分の肌について熱心に質問され、予定時間を超す場合がほとんどだった。そうした方々のニーズに応え、寄り添う存在として機能していきたい」と期待を寄せた。
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