季節感を携えて街を行く。秋色に満ちたブーケ
ADVERTISING
表参道・原宿には花が似合う。有名店から個性あふれるお花屋さんが点在しているためか、花束を持って街を歩く人の姿も珍しくない。その手にブーケがあるだけで、いつも歩く見慣れた景色も違って見える。表参道・原宿という街のフレームが一層、花の魅力を際立たせてくれるような気もする。気持ちを咲かせる、花と街の風景。
秋をたっぷり包んだコーンブーケ
Made by IKKAYA OMOTESANDO
テーマ:秋の花、秋の色
使った花:ケイトウ、ガーベラ、コニカルブラック(トウガラシ)、リューカデンドロン、アンスリウム、ワレモコウ、トラノオ、バラの実
「そろそろ季節的にも秋本番。なのでケイトウやワレモコウといった秋の花と、秋らしいバラの実やトウガラシといった実ものをミックスしました。
オレンジやブラウン、ワインレッド、といった落ち着いた色味を使い、秋をイメージしてまとめたブーケです。」
撮影に協力してくれたお店:IKKAYA OMOTESANDO
フラワーデザイナー・三嶋善喬さんによって2021年にオープンした、表参道と青山通りを繋ぐ通称“青参道”の一角にある花屋。もっと気軽に花を楽しんでもらいたいという思いを具現化した「コーンブーケ」が代名詞。真っ白いキャンバスを彷彿とさせる空間の中で、スイーツのように気軽に花を選び、買うことができるショップだ。
ブーケができるまで:Behind the scenes
IKKAYA OMOTESANDOと言えば、コーン型の厚紙に包まれた「コーンブーケ」が看板商品。お店のロゴのみが印刷された、シンプルな装飾が花の魅力を際立たせてくれるし、なによりアイスクリームやスイーツのようで可愛いらしい。
リボンが付いていて、首や肩に掛けてファッションのひとつのように持ち歩けるというのも、表参道・原宿らしいIKKAYA OMOTESANDOだけの魅力だ。以前はモノトーンのみだったがカラーリボンのバリエーションも選べるようになった(+110円)。
今回は秋らしいオレンジやワインレッドの花の色味に合わせ、紫のリボンをチョイス。シンプルな服装に合わせても映えつつ、高級感のある印象に仕上がった。
ブーケを制作してくれたフローリスト:Florist introduction
渡辺莉南(わたなべ りな):大学で栃木から上京。豊かな自然に囲まれた環境で育ち、両親も植物が好きで庭の手入れなどを熱心にしている姿を見ていたことから花や植物を好きになる。花屋の仕事を探すも、未経験での採用はなかなか見つからず、諦めかけていたところ最後に望みをかけたIKKAYA OMOTESANDOで見事採用。華やかに見える仕事の裏で、地道な大変さを実感しつつ「花に触れたり、眺めていると癒される」という自信の“好き”な気持ちを大切に花の仕事を続けていきたいと話してくれた。
■IKKAYA OMOTESANDO
住所:東京都港区北青山3丁目10−1 青山TWビル 1階
電話:03-5962-6487
営業時間:11:00〜19:00
定休日:月曜(不定休)
Instagram:@ikkaya_omotesando
Text & Photo:Tomohisa Mochizuki
ADVERTISING
PAST ARTICLES
【OMOHARAREAL】の過去記事
RANKING TOP 10
アクセスランキング
MM6 Maison Margiela 2025 Spring Summer