新しい世代に特化した若者マーケティング機関である渋谷109ラボ(SIBUYA109 lab.)は、15歳から24歳までの女性510人を対象に実施したトレンド大賞2023の結果を公表した。「カフェ・グルメ部門」「アーティスト部門」「ヒト部門」「コンテンツ部門」「SNSコンテンツ部門」「コスメ・スキンケア部門」「ファッション部門」「体験部門」の全8部門で大賞を決定した。
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「ファッション部門」の大賞は「カーゴパンツ」となった。渋谷109ラボは「Y2Kファッションの流行により再注目され、ホワイトやピンクなど、ガーリーコーデにも使いやすいカラーやデザインの商品が増えたことで、ファッションのテイストを問わず取り入れられるアイテムとなりました」と評価している。昨年2022年の大賞は「アームカバー」であり、Y2Kファッションの未だ冷めぬ人気が伺える。これまでミリタリーアイテムとしての印象が強かったが、色や形はもちろん、ナイロン生地の商品などバリエーションが豊富になり自身のスタイルに合わせたものをチョイスできるようになった。「GU(ジーユー)」や「ユニクロ(UNIQLO)」など比較的手に入れやすいブランドからも発売された。
「ファッション部門」の第2位は「ヘッドホンコーデ」。ラボは「音楽を聴くだけでなく、首から下げることでアクセサリー代わりにもなる点が魅力です。K-POPアイドルがファッションアイテムとして取り入れたことがきっかけとなり、トレンドとなりました」とコメントしている。定番の「ソニー(SONY)」や「マーシャル(Marshall)」、「ボーズ(BOSE)」はもちろん、性能よりもアクセサリーとして安価に手に入る「シーイン(SHEIN)」のヘッドホンを買う人も見られた。
第3位は「パフィーサンダル」。パフィーサンダルはぷっくりとした立体感のあるサンダル。ラボによると、「アグ(UGG)」のアイテムがきっかけとなりトレンドになった。足が疲れにくく靴ズレしにくいという点も人気の理由となっている。4位は「パールトップス」、5位は「タトゥーシール」だった。
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