Image by: ワークマン
ワークマンが、2025年3月期の正社員と契約社員の賃金を平均5.1%引き上げると発表した。円安直撃企業として苦しい中でも模範を示し、賃上げによる消費の好循環を期待するという。
今回の賃上げに対し、社内では業績を考え3%の賃上げが妥当という考え方もあったが、次世代の主力店である「#ワークマン女子」の出店計画が活性化していることを受け、2%の上乗せを決断。具体的には、沖縄から九州までの大型ショッピングモールへの出店、業界の同店への評価が高まったことによるスーパーとの商談の急増、単独路面店の案件の増加などである。また、今回の賃上げに際して社員の生活保護にも配慮。最近のインフレ率である3%に合わせた数値ではなく、インフレ率に換算されない生鮮食品を考慮し、社員の生活をインフレから守るため5%以上の賃上げに踏み切った。
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一方で、現在の150円レベルの円安による影響には懸念を見せており、同レベルの円安が今後も続く見通しであることから、業界最安値は死守しつつも、赤字が予想される自社製品の改廃と価格改定に着手していくという。
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