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大丸松坂屋がアップサイクルブランド「リアドレス」をスタート

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 大丸松坂屋百貨店は12月1日、サブスクリプション型ファッションレンタルサービス「アナザーアドレス」で、サーキュラープロジェクトの一環となるブランド「reADdress(リアドレス)」を立ち上げる。レンタルが難しくなった衣類をはじめとするアイテムや、グループ会社のパルコで処分するはずだった設備備品などに新たな価値を施し、アップサイクルした製品を継続的に開発していく。

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「アナザーアドレス」はサービス開始から2年半が経ち、会員数は約5万人、累計レンタル数は15万着以上のアイテムがレンタルされるなど順調に拡大してきた。

 多くのユーザーに親しまれてきた一方、利用者が増えたことでレンタル品のシミや汚れ、傷、破れなど、着用できなくなった衣類も増えている中で、持続可能な未来のために廃棄をしないことを前提にした経済システム”サーキュラー・エコノミー型のファッション・アート”に着目した。

 アップサイクルブランドの「リアドレス」では、「ジャパンクラフトシップ」と「トレーサブル」「サーキュラブル」を取り組みの軸とし、黒染めで有名な京都紋付や「アナザーアドレス」で取り引きのあるデザイナーとの協業により、新たな価値として黒染めやパッチワークなどを施すことで、この世にひとつしかない商品を作り出していく。

 具体的には京都紋付との協業で”深黒染め”を施したアップサイクル商品を12月1日に販売開始する。今回は主にシミや汚れが目立つ服を黒染めし、”リウェア”という選択肢を提供する(画像)。

 また、「アナザーアドレス」に参画するデザイナーを中心に、破れや傷のある服をパネル使いやパッチワーク技法を駆使することでリメイクした商品を来年2月中旬から販売開始する予定だ。

 加えて、パルコが今年2月に閉店した津田沼パルコ館内の設備備品やポスターボード、店頭のロゴサインなどを廃棄するのではなく、技術やデザインの力で新しい付加価値を生み出すアップサイクルプロジェクトに取り組んでいる。これと連携し、エントランス扉のハンドルバーを廃材アートとして展開する計画で、来春にも8人の作家が仕上げた作品の取り扱いを始める。

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