クロエの新CEOに任命されたローラン・マルカイズ
Image by: Richemont
リシュモン(Richemont)グループが、12月31日をもってリカルド・ベリーニ(Riccardo Bellini)氏が「クロエ(Chloé)」の社長兼CEOを退任すると発表した。後任として、同グループ傘下の「ダンヒル(dunhill)」のCEOを務めるローラン・マルカイズ(Laurent Malecaze)氏が同職に就任する。
リカルド・ベリーニ氏は、2007年にイタリアのファッション企業OTBに入社。「ディーゼル(DIESEL)」でマネージメントやマーケティングの経験を積んだ後、2015年にエグゼクティブヴァイスプレジデント兼チーフマーケティングオフィサーに昇格。2017年には「メゾン マルジェラ(Maison Margiela)」のCEOに就任した。クロエの社長兼CEOには2019年12月に着任し、以来4年間にわたってブランドの地位向上や変革に貢献し、今年10月には新クリエイティブ・ディレクターにシェミナ・カマリ(Chemena Kamali)を起用してブランドの今後の道筋を固めた。
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今回新たに社長兼CEOに就任するローラン・マルカイズ氏は、コンサルティング会社 ベイン・アンド・カンパニー(Bain & Company)で戦略コンサルタントを務めた後、ニューヨークを拠点とする高級マルチブランド小売店 ウェブスター(The Webster)でCEOを経験。2020年10月にアルベール・エルバス(Alber Elbaz)がリシュモンとのパートナーシップで立ち上げたブランド「AZ Factory」のCEOに着任した後、2022年1月から約2年間にわたってダンヒルを率い、事業の立て直しを指揮してきた。
同氏は「フランスを代表するラグジュアリーメゾンを率いることになり、大変光栄に思います。絶大な才能を持つシェミナ・カマリとともに、この新しい章をスタートできることにワクワクしています」とコメントしている。
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