チェメナ・カマリ(Chemena Kamali)
Image by: David Sims
「クロエ(Chloé)」が、メゾンの新たなクリエイティブ・ディレクターに、シェミナ・カマリ(Chemena Kamali)を起用した。先日パリで発表された2024年春夏コレクションを最後に退任したガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst)の後任となる。
シェミナ・カマリは1981年ドイツ生まれ。ロンドンのセントラル・セント・マーチンズでファッションの芸術修士号を取得し、2007年の卒業後はクロエに長く在籍した。フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)期のチームの一員としてメゾンでキャリアをスタートした後、2013年、クレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)期にはデザイン・ディレクターに就任するなど、歴代のクリエイティブ・ディレクターとともにクロエのクリエイティブに携わってきた。直近では、2016年からアンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)指揮下の「サンローラン(SAINT LAURENT)」でウィメンズ部門のレディ・トゥ・ウェアのデザイン・ディレクターを務めていた。
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カマリは「私の心はいつもクロエのものです。20年以上前にクロエの門をくぐって以来、戻ることは自然なことで、とても個人的なことです。ギャビー・アギョンとカール・ラガーフェルドがメゾンの歴史の初期に定義したヴィジョンを基に、この役割を担うことを大変光栄に思います。クロエのエモーショナルなつながりとスピリットを現代に伝えていきたいと思っています」とコメント。
同氏は2024年1月にクロエでの初のプレコレクションを発表し、2月に行われるパリファッションウィークの2024年秋冬シーズンでデビューコレクションを披露する。
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