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繊研plus24年春夏の展示会でも、環境配慮型素材を使った商品について紹介されることが多かった。その中でも、持続可能性に関するブランドの取り組みについて、ひときわ熱量高く語ってくれたレディスブランドの担当者がいた。よく聞くと今年の夏、企画チーム一同で川の清掃活動に参加したという。
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リサイクル素材を使ったウェアを販売しているため、実体験に基づく理解を深めることが狙いだ。参加した社員に聞くと、「一昔前は『山で出たゴミは山に埋めましょう』と教えられていたことを知り、衝撃だった」「ずっとオフィスにいたらわからないことを知ることができた」と感想を話してくれた。そこで得た経験が商品の企画や販促にも生きているそうだ。
展示会で感じた説得力は、店頭の接客にも同じことが言えるかもしれない。環境に配慮した商品を出す企業は多い。どんな素材を使っているかだけでなく、なぜその素材を使っているかを自分の言葉で伝えられる担当者がいることが、共感を広げるきっかけになると感じた。
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