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編集部のリアルランチを紹介
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編集部がリアルに食べてるランチを、気ままにサクッと紹介する「オモハランチタイムス」。キャットストリートからもほど近い、表参道裏手の住宅街のそば屋「玉笑(たまわらい)」をご存知だろうか。いつも行列していて気になっていたんだけど、それもそのはず。ミシュランの星を獲得していて食べログ評価もむちゃくちゃ高いのだ(過去には蕎麦部門1位、ブロンズ獲得、百名店などに選出)。つまり超名店。まだ新年だし、たまにはおいしい蕎麦をすすってみたいと食べに行ってみた。
本日のお店:玉笑(たまわらい)
メニュー:蕎麦
食べたもの:花巻そば(1,760円)
とうふそば(1,760円)
汁なしそば(※おかわり用のそば 温/冷 各990円)
※全て税込
ランチサービス:ランチメニューあり
飲食スタイル:イートイン
一見するとそば屋とは想像がつかないモダンな外観。これは食べ終わったあとに撮った写真なので人はいないけど、到着したのは12時半ごろ。お昼時ということもあって8組ほどが列をなしていた。コロナ禍以後、昨今ほどのインバウンドバブルが起きる以前から外国人のお客さんが多いのも特徴。
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中の待合室に入って小1時間ほど、名前が呼ばれて席へと続く扉を開けると、驚くほどの香ばしい匂いに包み込まれる。蕎麦粉や出汁の香りだろうか。圧倒される密度で嗅覚を刺激され、空腹がさらにマシマシに。こりゃたまらん。
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この日は都合により天ぷらそばが食べられなかったので(残念!そんなこともある)、花巻そばと豆腐そばを注文した。
こちらが花巻そば!一面に広がる海苔が特徴で、岩手のあの花巻ではなく江戸発祥のそばなんだって。お椀をあけた瞬間の海苔とだしの香りがたまらない。海苔を纏って平べったい、食べごたえのありそうなそばが顔をのぞかせる。いろいろな説があるらしく、一説には海苔が磯の花に喩えられるので、花巻そばと呼ぶらしい。
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花巻そば(1,760円)
まさに名の通り“磯の花”に巻かれたそばを口に入れると、一気に海苔と蕎麦の香りが口一杯に広がっておいしい!シンプルだけど未体験の蕎麦に感動。薬味はお好みで山椒を。山と海の薬味が交わり、一層香りが高くなる。
一緒に行った同僚が頼んだとうふそば。粗挽きの蕎麦殻の粒々がこれまたおいしそうな細いそばと、食べる直前に削っているという、旨味の凝縮されたフレッシュなかつおぶしがたっぷり乗せられている1杯だ。
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とうふそば(1,760円)
削りたてのかつおぶしは香りも良くて、とうふの濃厚な味わいとのマリアージュも異次元のおいしさ。のどごしも抜群だ!そばは自社畑で栽培しているらしく、畑が繁忙期のときは店を休みにすることも。当然だがそば屋にとってそば粉は肝心要の命綱。だからこそこだわり方が半端じゃない。すするたびにそれを体感できるだろう。
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量は大衆店やチェーン店のそばに比べると確かに少なめ。おいしいからもっと食べたい!と思い汁なし蕎麦(蕎麦の増量)を注文。おいしすぎるのでおかわり2杯お願いしてみると「おいしく召し上がるには+1杯までなので」とのこと。
全く、今思えば浅はかだった。量を食えばいいってものじゃない。濃厚な香りの蕎麦を、品良く味わえば不思議と満たされる。食べ終わって「なるほど」と納得させられるおいしさこそ人気の秘訣なのかもしれない。たまの贅沢に、こだわりのそばを嗜む。食べ方や量がある程度決められているところに“洒落“や“粋”が詰まっているのだ。
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なんとも縁起の良さそうな入り口を後にする。ちなみに玉笑にはうどんがある時もあるらしい。こちらもめちゃくちゃ気になる。運良く巡り会えたら食べてみたい。
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■玉笑
住所:渋谷区神宮前5-23-3
電話番号:03-5485-0025
営業時間:火~金 昼の部/11:30~15:00(L.O.14:30)
火~金 夜の部/18:30~21:30(L.O.21:00)
土 11:30~20:00(L.O.19:30)
日 11:30~17:00(L.O.16:30)
※蕎麦売り切れ次第終了
休日:月曜日
※月曜が祝日の場合は翌火曜が休み
※そばの栽培シーズンは、平日に休みがある場合あり
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