編集部のリアルランチを紹介

編集部がリアルに食べてるランチを、気ままにサクッと紹介する「オモハランチタイムス」。現在、OMOHARAREALでは人員を強化中。編集部にニューフェイスがやってきたので、部内でお昼ごはんへ。何を食べたいか聞いたら「定食」と言うので、原宿民に愛されるローカルメシをぜひ食べてもらおうじゃあないか。さっそく「あぜみち」の定食を食べに行ってきた。

本日のお店：あぜみち
メニュー：定食
食べたもの：豚生姜焼き定食（1,100円）
唐揚げ定食（1,100円）
ランチサービス：味噌汁、ご飯おかわり可能
飲食スタイル：イートイン

神宮前交差点からほど近い表参道から少し入った路地に「あぜみち」はある。道路を挟んで「トミー ヒルフィガー 表参道」を正面に見る喫煙所の近く、レンタル展示スペース「Zerobase表参道」を右手に入っていき、三菱UFJ銀行ATMの向かいの2階だ。ここは夜は和食居酒屋、昼は定食メニューを提供している店。

良心的な値段でおいしい定食が食べられると、周辺のアパレルや美容室を中心としたスタッフたちからも支持される。そういう店は決まって“アタリ”だ。賃料や物価高騰による影響か、年々値段は少しづつ上がっているのだが、その味の良さから人気の絶えないランチ&飲みスポットである。

定食はご飯と味噌汁がおかわり自由。食いしん坊には嬉しいシステムだ。飲兵衛のスタッフがあざとく見つけていたのは「昼からビール200円」。缶ビールより安く飲めてしまう。オフだったら迷わずオーダーしていただろう。一品メニューも頼めるので昼飲みも最高だと思う。今日は仕事中なので気を取り直して、「豚生姜焼き定食」を注文した。

旨みの湯気を立ち上らせながらやってきた生姜焼き。厚すぎず、薄すぎない絶妙な厚みの豚肉が盛られた一皿は、食べる前からおいしいと確信できる見た目だ。

ひとくち食べれば甘辛のタレに豚肉の脂の甘味が広がる。やわらかくぶりぶりの食感も絶品。マヨネーズをちょんとつけて、白飯に“ワンバン”させてかきこむ。これすなわち、幸せの所作。おいしくてセロトニンが分泌されまくる。

味噌汁や付け合わせの小鉢、そもそも白飯自体がおいしくて、ごはんが進む進む。唐揚げ定食もおいしそうだった。定食食べたいって言ってた本人はなんとカツカレー。分かるよ。なぜならこちらも「あぜみち」では人気の定番メニューだからだ。またの機会に紹介させてもらおう。

お腹も膨れて元気いっぱい。原宿の若者の胃袋を支える「あぜみち」の定食。夜でも変わらない値段で食べられるのも魅力だ。種類も豊富で日替わりもあるのでつい通いたくなってしまう。ぜひ一度ご賞味あれ。ちなみに支払いは現金のみ。1000円と小銭をポケットに入れて繰り出してみてほしい。

■あぜみち
住所：東京都渋谷区神宮前6丁目3−5
営業時間：11:30-22:00（L.O.21:30-）
電話：03-3498-5468定休日：日曜日・祝日