春の新作はアジアを色で表現。日本はきものの緑をイメージした
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繊研plus【上海支局】サザビーリーグの中国法人、薩扎比理嘉貿易上海は、ファッションジュエリーブランド「アガット」の上海新天地店で、VIP顧客やメディアを招いたブランド展示会を開いた。物作りや魅力を伝え、ユーザーやインフルエンサーを通じてのブランド知名度アップを図る。
同イベントは19年から、マーケティング施策として行っている。今回は「世界を旅する」をテーマに、日本は緑、中国は赤などアジアをイメージしたカラー発信や、日本の伝統技法を駆使した繊細な物作りを強めた。顧客はおしゃれ好きの20~40代と幅広く、好みの天然石を収集するファンもついているため、店舗限定商品なども投入して購買率を高めた。
アガットは12年から中国販売を始め、現在32店を運営。コロナ下の約3年は出店を抑制していたが、今年から出店を再開。3月に北京・西単に出るなど都市部で複数店を設けるとともに、広州などに出店し、もう一段の知名度アップを目指す。
ECは自社直営だけだったが、今春にTモールへ出店。中国での商品撮影も始めた。
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