「ルイ・ヴィトン（LOUIS VUITTON）」と村上隆の「お花の親子」がコラボレーションした作品が、京都市京セラ美術館の日本庭園に登場した。3月8日から9月1日まで入場無料で公開している。

　「お花の親子」は、コロナ禍の2020年に東京で発表された作品。復活への祈りの象徴として制作され話題を集めた。同作品が乗ったトランクは、ルイ・ヴィトンと村上隆のコラボによって2003年に発表されたモノグラム・マルチカラーのトランクから着想を得て作られており、キャンバスやメタルパーツ、木材といったディテールも再現されている。

　トランクと「お花の親子」は、高さ約13メートルを超える大型作品で日本庭園の池に浮かぶように展示されており、前後、側面と角度によって違った表情を見せ、季節の移り変わりと共に昼夜を問わず楽しむことができる。また展示期間は、現在京セラ美術館で開催されている「村上隆 もののけ 京都」の会期中となっている。

関連記事

リキュエムが村上隆と再びコラボ　前回人気を集めたフラワーシリーズから新型が登場

ART

◾️「お花の親子」とルイ・ヴィトンのトランクのインスタレーション
展示期間：2024年3月8日（金）〜9月1日（日）
会場：京都市京セラ美術館 日本庭園
所在地：京都市左京区岡崎円勝寺町 124