Image by: ヴァレンティノ
アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)が、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」の新たなクリエイティブディレクターに4月2日付で就任する。
ミケーレは、ローマのファッション学校Accademia Costume & Modaを卒業後、「フェンディ(FENDI)」のアクセサリー部門のシニアデザイナーとして活動し、2002年に「グッチ(GUCCI)」に入社。2011年に同社のクリエイティブ部門に移り経験を積んだ後、2015年1月から2022年11月まで約7年間同ブランドのクリエイティブ・ディレクターを務めてきた。
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ヴァレンティノでは、2016年からブランドのクリエイションを率いてきたクリエイティブ ディレクターのピエール パオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)が同職を退任すると3月23日に発表。後任については明かされていなかったが、ミケーレが有力視されていた。
ミケーレは、自身のインスタグラムで、「ヴァレンティノに迎え入れていただけることは、信じられないほどの光栄です。独特のエレガンスと洗練性、究極的な優雅さが集積したストーリーが持つ“美”が刻まれているメゾン・ド・クチュールに参加することに計り知れない喜びと大きな責任を感じています」とコメント。ブランドが築いてきた文化的で象徴的な価値とそれを生み出し続けるクリエイティビティ、そして創設者であるヴァレンティーノ・ガラヴァーニ(Valentino Garavani)とジャンカルロ・ジャンメッティ(Giancarlo Giammetti)への敬意と、ミケーレを任命したヴァレンティノの会長であるラシッド・モハメド・ラシッド(Rachid Mohamed Rachid)とCEOのヤコポ・ヴェントゥリーニ(Jacopo Venturini)への感謝を表明した。
なお、同氏のファーストコレクションは2025年春夏シーズンになると海外メディアが報じている。
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