Image by: FASHIONSNAP
サンフランシスコ発オールバーズ(Allbirds)が、無議決権普通株式の終値が30日連続で1株当たり1ドルを下回ったため、ナスダック株式市場(以下、ナスダック)から上場廃止警告を受けたと発表した。
オールバーズは、ナスダックからの通知を受け現在も同株式の取引を行っているが、同通知日から180暦日もしくは2024年9月30日までにナスダックの上場規則を満たさなければならず、具体的には、最低入札価格要件(買値が1株当たり1ドル以上)を10営業日以上連続で記録する必要がある。なお、オールバーズよれば、180日の間に達成できなかった場合でも、追加で180日の猶予が与えられる可能性があるという。同社は今回の警告に対し「無議決権普通株式の買値を積極的に監視する意向であり、上場継続要件の遵守を回復するため、本通知に対応した行動を検討するが、現時点では対応について決定していない」と声明を発表した。
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オールバーズは、グローバルライフスタイルブランド「オールバーズ(Allbirds)」の運営会社として、ティム・ブラウン(Tim Brown)とジョーイ・ツウィリンジャー(Joey Zwillinger)が2016年に設立。同社が開発したサトウキビ由来の「SweetFoam」素材や、再生ポリエステルを使用したシューズなど環境に配慮したアイテムを展開しており、2021年にナスダックに上場した。同社は今年の3月、"日本は非常に重要なマーケット”として、ゴールドウインと独占販売契約を締結。6月からゴールドウインが日本国内のオールバーズ直営店の運営とオンラインストアにおける流通、ブランディングを行う。
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