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「ボーディ」デザイナーが初来日 、ナイキとのコラボアイテム発売を記念

「ボーディ」デザイナーのエミリー・アダムス・ボーディ・アウジュラ

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「ボーディ」デザイナーのエミリー・アダムス・ボーディ・アウジュラ

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「ボーディ」デザイナーが初来日 、ナイキとのコラボアイテム発売を記念

「ボーディ」デザイナーのエミリー・アダムス・ボーディ・アウジュラ

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 NY発のブランド「ボーディ(BODE)」を手掛けるエミリー・アダムス・ボーディ・アウジュラ(Emily Adams Bode Aujla)が、「ナイキ(NIKE)」との初のコラボレーションコレクションの発売を記念して来日した。5月24日から26日に原宿で開催される「Bode Rec. Nike Clubhouse」に先駆けて、5月22日にはメディア関係者向けに、エミリー・アダムス・ボーディ・アウジュラと小木“Poggy”基史によるトークセッションがイベント会場のUNKNOWN Harajukuで行われた。

ガラス窓に書かれたボーディとナイキのロゴ

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 今回のコラボは、スポーツとレクリエーションの伝統に敬意を表し、その伝統を発展させるアパレルとフットウェアのカプセルコレクションとして展開。エミリー自身の父親のチームスポーツとの強い関わりや、学生アスリートの誇りとコミュニティへの影響力、ナイキの創業者であるビル・バウワーマンとフィル・ ナイトのコーチとアスリートとしての関係性などから着想を得てデザインを手掛けたという。

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 アパレルからは、トラックジャケット(5万7200円)やコード付きニット(3万6080円)、ビブスを連想させるベスト、ジャージー、ショートパンツ(2万5300円)、パンツなどをラインナップ。各アイテムには、ビーズの刺繍が施されたベルベットのテープやコードの装飾、コサージュ、ワッペンなど、ボーディらしいハンドクラフトの温かみや遊び心溢れるディテールをあしらった。フットウェアからは、人工芝の導入に対応して開発されたワッフルソールを特徴とするナイキ初のタフシューズ「ナイキ アストログラバー」をベースにデザインしたスニーカー(2万1230円/全て税込)が登場。ブラックとクリームの2色を展開する。同コレクションは、4月18日に世界で展開をスタート。日本国内では、5月24日から26日に開催の「Bode Rec. Nike Clubhouse」(※入場は抽選応募制)で取り扱うほか、5月27日からSNKRSおよびDSM GINZAでの販売を予定している。

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「Bode Rec.」と「NIKE」のコラボウェア

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「Bode Rec.」と「NIKE」のコラボシューズ

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 「Bode Rec. Nike Clubhouse」の会場内には、エミリーの夫でインテリアデザイナーのアーロン・アウジュラ(Aaron Aujla)のキュレーションによるインドのヴィンテージ家具や、ナイキ社の最初の社員であるジェフ・ジョンソン(Jeff Johnson)が撮影した、1970年代のアメリカのアスリートやスポーツ競技のモノクロ写真の数々を展示。アメリカにおけるスポーツやナイキの歴史と、伝統や家族の歴史、個人的な記憶を落とし込んだプロダクトを手掛けるボーディの世界観を豊かに感じる空間で、コラボコレクションのアイテムを楽しむことができる。

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 エミリー・アダムス・ボーディ・アウジュラと小木“Poggy”基史によるトークセッションでは、2018年にNYで開催されたボーディのパーティで初めて出会ったという2人が約5年ぶりに再会。エミリーは今回のナイキとのコラボが実現した経緯について、「ナイキの創業のエピソードを読んだ際、とても自然な成り行きでブランドが出来ていった背景を知って、私がボーディを立ち上げた時との共通点を感じました。だから、今回のコラボレーションもとても自然なものだったんです」とコメント。1970年代を中心に、それ以前の時代のスポーツの歴史やウェアからも着想を得ながら製作したというコレクションは、「ジムバックの中で見つけられるようなものをテーマにした」といい、「アメリカやアメリカのスポーツ、ナイキ、そして私たちボーディの歴史を、より多くの方たちに知っていただける機会になれば嬉しいです」と話した。

トークセッションで話すエミリー・アダムス・ボーディ・アウジュラ(左)と小木“Poggy”基史(右)

トークセッションで話すエミリー・アダムス・ボーディ・アウジュラ(左)と小木“Poggy”基史(右)

Image by: NIKE

 また、コラボシューズのモデルとして「アストログラバー」を選んだ理由を訊ねられると、「タイムレスなデザインであるのはもちろん、創業者の一人であるビル・バウワーマンさんが、当時新しかった“ワッフルソール”を初めて作った際、妻のワッフルマシンを使って手作りした、というハンドメイドな部分にボーディとの繋がりや共感を感じたからです」と言及。スニーカーの装飾には、エミリーがヴィンテージに興味を持ち始めるきっかけになったという、ラグビーボールのメタルチャームやアメリカのスナック菓子「クラッカー・ジャック(Cracker Jack)」のおまけのカラフルなプラスチックチャームを用いたことを明かした。

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 コレクションのテーマである「1970年代」というキーワードから、小木は「世界中からトラッドやベーシック、デザイナーズのアイテムを集めて編集して新しく見せるといった、1970年代から続く日本のセレクトショップ文化やマーケットをどう思いますか?」と質問。それに対しエミリーは「実は2016年にボーディを始めた時に、1番最初にこのブランドの良さを分かってくれたのが日本の方たちでした。歴史的なものの価値を認めるカルチャーが日本にはあるので、私がやっていることとマッチしているのではないかと思います」と日本との繋がりにまつわるエピソードを披露した。今回が初来日だという彼女は、「Poggyさんにおすすめスポットのリストをいただいたので、ヴィンテージショップなど色々な場所を訪れるのが楽しみです」と日本滞在中の予定について話し、トークを締め括った。

トークセッション中のエミリー

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