英国版「ヴォーグ（VOGUE）」の編集長を務めていたエドワード・エニンフル（Edward Enninful）によるメディア・エンターテインメント企業「EE72」が、新雑誌「72」を創刊する。創刊号は、9月の発売を予定している。

　エドワード・エニンフルはガーナ出身のイギリス人で、当時最年少となる18歳で「i-D」のファッションディレクターに任命され20年間在籍。スタイリストとして活躍する傍ら、「コム デ ギャルソン（COMME des GARÇONS）」「ディオール（DIOR）」「グッチ（GUCCI）」などのコンサルティングなども手掛けた。その後、2017年に英国版ヴォーグ創刊以来初の男性編集長に就任。2020年からはヨーロッパ地域の編集長を兼任していていたが、2023年に同職を退任し、今年2月にメディア・エンターテインメント企業「EE72」を設立した。

　同雑誌の編集長には、エニンフルと共に働いていた英国版「ヴォーグ（VOGUE）」の元編集長サラ・ハリス（Sarah Harris）が就任予定。クリエイティブディレクションはイタリア版「ハーパーズ バザー（Harper’s BAZAAR）」のクリエイティブディレクターを務めていたリー・スウィリンガム（Lee Swillingham）とスチュアート・スポルディング（Stuart Spalding）のコンビが担当する。ファッション、ビューティ、ラグジュアリー、カルチャーに焦点を当てる内容になるという。

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