ストーンアイランドがデニムにフォーカスした新プロジェクトを始動　ポップアップで先行発売

Image by: STONE ISLAND

　「ストーンアイランド（Stone Island）」が、2025年秋冬コレクションでデニムにフォーカスした新プロジェクト「デニム・リサーチ（DENIM RESEARCH）」を始動した。ストーンアイランド東京青山店と、10月7日まで伊勢丹新宿店メンズ館1階ザ・ステージで開催しているポップアップで先行発売を行い、10月16日から全国の他直営店舗および公式オンラインストアで取り扱う。

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　ストーンアイランドは、1984年に発表したコレクションで初めてデニムを使用。2001年秋冬コレクションからは「Stone Island Denims」としてデニムを使用したアイテムを展開していたが、のちに休止した。

　デニム・リサーチは、ブランドの代名詞ともいえる「技術的なノウハウ」「革新とデザインの限界を超えようとする姿勢」をデニムに応用し、その可能性を押し広げることを目的に設立。独自に開発した素材「ポリプロピレン・デニム（Polypropylene Denim）」「デイヴィッド・ライトインディゴ（David LightIndigo-TC）」「マイクロ・コーデュロイ（Micro Corduroy）」や、日本製の伝統的なロウ・セルビッジデニムを使用することで、素材の概念を拡張・再構築し、これまでの枠に捉われないデニムスタイルを提案する。

　コレクションは、アウターウェア、オーバーシャツ、ユーティリティベスト、クラシックジーンズ、ペンタージーンズなどで構成。各アイテムには新たに開発したブルーのコンパスロゴ入りブラックバッジと、デニムの伝統に敬意を表したニッケル製のシャンクバッジボタンをあしらった。価格帯は6万4900〜15万4000円。

　ポップアップは、インディゴブルーに統一した内装でデニムの世界観を表現。デニム・リサーチのコレクションに加え、ポップアップストア限定として製品染めを施したナイロンシャツ（13万2000円）とセットアップのパンツ（11万9900円）も用意している。