
トップページでも閉鎖を知らせている
Image by: Highsnobiety
ストリートファッションメディアとして知られる「ハイスノバイエティ(Highsnobiety)」が、2025年末までにEコマース部門を閉鎖し、約50人の人員削減を実施すると複数の海外メディアが報じた。
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ハイスノバイエティは、2005年にドイツ・ベルリンでデヴィッド・フィッシャー(David Fischer)らによって創業されたウェブメディア。EC事業は2019年から開始し、取り扱いブランドには「ナイキ(NIKE)」や「アディダス(adidas)」、「オフ-ホワイト™(OFF-WHITE™)」、「パーム・エンジェルス(Palm Angels)」などの人気ストリートブランドやデザイナーズブランドをラインナップしている。
事業撤退の理由についてデヴィッド・フィッシャーは、「EC事業は長期間赤字が続き、利益を生み出せなかった」と説明。過去5年間は採算度外視の集客戦略として運営する「ロスリーダー」として機能していたものの、採算性の改善は困難だったという。また、EC売上は全体の10%未満に留まっており、収益化の見込みが低いことから、今後はメディア編集とクリエイティブサービスにリソースを集中させる意向を示している。なお、事業終了に伴い約50名の人員削減が行われる見込みで、主にEC部門の人員が影響を受けるという。
加えて、ベルリンのUnter den Linden通りにある旗艦店は「ブランドアクティベーションやコラボレーション、ポップアップ体験の場」として再構築することも発表。同店舗は2024年に開店し、EC事業終了後はメディア・出版活動の拠点としての役割が強化される見込みとなっている。
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